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睡眠中の肌のために厳選した 24種のオイル(夜用フェイスオイル)

睡眠中の肌のために厳選した 24種のオイル(夜用フェイスオイル)

Nagaraj — Night Face Oil

睡眠中の肌のために厳選した
24種のオイル

夜のために選び抜いた、
オイル18種と精油6種。
知るほど深い、厳選オイルの話。

01アーユルヴェーダのオイルとは?

仕組みがわかると、もっとおもしろい

「アーユルヴェーダのフェイスオイル」と聞くと、なんとなく良さそう、で終わってしまいがちです。けれどここには、数千年かけて組み上げられた、はっきりした理屈があります。どのオイルを、なぜ、どの時間に使うのか。それがわかると、眠る前に手に取るオイルが違って見えてきます。

夜専用のオイル?
このオイルは、日の光に当てずに使うことを前提にしています。光に繊細なオイルほど、力をもっているものが多いからです。この夜用オイルには、夜のケアに最適な、贅沢なオイルを18種集めました。サフラン、バクチオール、甘草、アムラなど、厳選したオイルが、眠っているあいだにじっくりはたらきます。

02アーユルヴェーダから見た、このオイルの役割

アーユルヴェーダでは、人のからだを「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」という3つのはたらきのバランスで捉えます。

はたらき 増えすぎると
ヴァータ(風) 動き・乾燥 乾燥、カサつき、キメの乱れ
ピッタ(火) 熱・変換 ほてり、肌の熱っぽさ、肌の赤み
カパ(水) 重さ・うるおい 毛穴の詰まり、べたつき

アーユルヴェーダでは、1日の時間にもドーシャが巡ると考えます。夜10時から深夜2時はピッタの時間。からだがその日に受けとったものを消化し、整える時間とされてきました。1日の乾燥にさらされた肌——ヴァータ——と、日中の熱をためこんだ肌——ピッタ——を、この時間にまとめていたわるのが、夜のオイルの役割です。

とくにピッタは、肌トラブルにつながりやすいと考えられてきました。オイルでヴァータを鎮めながら、同時にピッタも鎮めること。アーユルヴェーダでは、それがあらゆる肌のお手入れの大切な土台とされています。

  • ヴァータを鎮める、温める性質のオイルセサミオイル、ヒマシ油、アシュワガンダ。乾燥に寄り添い、肌を養います。
  • ピッタを鎮める、冷やす性質のオイルブラフミ、甘草、アロエ、ツボクサ、サンダルウッド。1日の熱をやわらげ、肌を落ち着かせます。
  • そこに、ラサーヤナを配合しますサフラン、アムラ、アシュワガンダ、ブラフミ。アーユルヴェーダで「ラサーヤナ(若々しさを保つもの)」とされてきた素材です。

温めるオイルと、冷やすオイル。相反するものを同時に置くのが、この処方の設計です。そのうえで、光に繊細で力のあるオイルを、夜だからこそ贅沢に配合しています。

03配合オイル 詳細

昼用フェイスオイルなど、ほかのページで紹介しているオイル11種の説明は省略しています(一覧はこのセクションの最後にあります)。

各オイルの「ドーシャへの働き」欄 ── ↓ = そのドーシャを鎮める(下げる)/ ↑ = そのドーシャを増やす(上げる)/ ↓↓ = とくに強く鎮める/ — = 中庸

01

サフラン

化粧品表示名:アーモンド油、サフラン花エキス

サンスクリット名
クンクマ(Kumkuma)
性質
温性(温める)/軽く、なめらか
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)—カパ(水)↓
3つすべてを乱しにくい、めずらしい素材とされる
働き
肌の色つやを整え、輝きをもたらすとされてきた
主な成分
クロシン、サフラナールなどのカロテノイド類
この処方での役割
この処方の主役。肌をうるおいで満たし、キメを整える

サンスクリットで「クンクマ」。1つの花から3本しか採れないめしべを手で摘み、乾かしてつくる、世界でもっとも高価なスパイスです。アーユルヴェーダでは、肌の色つやを整える素材の筆頭に挙げられ、古典の美容オイル「クムクマディ」は、その名のとおりサフランを主役にしてきました。

サフランの赤と香りを生むのは、クロシンやサフラナールといった成分です。このオイルでは、めしべをアーモンドオイルにじっくり浸し、その色と成分を移しています。

眠るあいだに肌をうるおいで満たし、キメを整えて、朝の素肌に明るい印象をもたらします。

02

バブチ

化粧品表示名:オランダビユ果実エキス

サンスクリット名
バクチ(Bakuchi)
性質
温性(温める)/軽く、乾かす性質
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↑カパ(水)↓↓
働き
肌の古い状態を払い、新しい状態へ導くとされてきた
主な成分
バクチオール
この処方での役割
ハリの要。肌にハリを与え、ふっくらと整える

サンスクリットで「バクチ」。インドの乾いた土地に育つマメ科の植物で、その小さな実はアーユルヴェーダの肌の処方に古くから用いられてきました。

近年、実に含まれるバクチオールが、スキンケアの分野で世界的に注目を集めています。光に繊細な成分もあわせもつため、日中ではなく、夜の処方にこそ向くオイルです。

肌にハリを与え、ふっくらと弾むような印象に整えます。

03

ブラフミ

化粧品表示名:バコパモンニエラ葉エキス

サンスクリット名
ブラフミ(Brahmi)
性質
冷性(冷やす)/軽い
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓
働き
ラサーヤナ(若々しさを保つもの)。心を静め、熱を鎮める
主な成分
バコシドなどのサポニン類
この処方での役割
夜の鎮静役。1日の熱を帯びた肌を落ち着かせる

サンスクリットで「ブラフミ」。創造の神ブラフマーの名を冠したこのハーブは、アーユルヴェーダで心と頭を静めるものとして重んじられてきた、ラサーヤナ——若々しさを保つもの——の代表格です。

水辺に育つ小さな草で、バコシドなどのサポニン類を含むことが知られています。

冷やす性質をもち、1日の熱を帯びた肌を落ち着かせます。

04

アシュワガンダ

化粧品表示名:ウィタニアソムニフェラ根エキス

サンスクリット名
アシュワガンダ(Ashwagandha)
性質
温性(温める)/重さと、養う性質
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓↓ピッタ(火)↑カパ(水)↓
働き
ラサーヤナ(若々しさを保つもの)。からだを養い、落ち着きをもたらす
主な成分
ウィタノライド類
この処方での役割
夜の鎮静役。乾いた肌を養い、ゆらぎを鎮める

サンスクリットで「馬の匂い」を意味するアシュワガンダは、その名のとおり、馬のような力強さをもたらすとされてきた根です。アーユルヴェーダではラサーヤナを代表するハーブのひとつで、からだを養い、深い休息へ導くものとして用いられてきました。

根にはウィタノライドと呼ばれる成分群が含まれ、現在も研究が続けられています。

温める性質で乾燥に傾いたヴァータを鎮め、1日がんばった肌をすこやかに整えます。

05

米ぬかオイル

化粧品表示名:コメヌカ油

サンスクリット名
シャリ(Shali)※米の名
性質
中庸/甘く、なめらか
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)↑
現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでの位置づけ
働き
肌を養い、なめらかに整える
主な成分
γ-オリザノール、トコトリエノール
この処方での役割
明るさを支える。肌をなめらかに整える

日本では古くから、ぬか袋で肌を磨く習慣がありました。インドでも米はシャリと呼ばれ、からだを養う穀物として大切にされてきました。

米ぬかから採れるオイルは、γ-オリザノールやトコトリエノールなど、米ならではの成分を含むことで知られています。

肌をなめらかに整えます。日本の伝統が、インドの処方と出会う場所です。

06

甘草

化粧品表示名:カンゾウ根エキス

サンスクリット名
ヤシュティマドゥ(Yashtimadhu)
性質
冷性(冷やす)/甘く、重さをもつ
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↑
働き
熱を鎮め、肌を落ち着かせる
主な成分
グリチルリチン酸などのサポニン類
この処方での役割
明るさを支える。肌荒れを防ぎ、すこやかに保つ

サンスクリットで「ヤシュティマドゥ」、「甘い枝」という意味です。その名のとおり強い甘みをもつ根で、アーユルヴェーダでは肌を落ち着かせるハーブとして、クムクマディにも配合されてきました。

根にはグリチルリチン酸などの成分が含まれ、化粧品の分野でも広く使われています。

冷やす性質で熱っぽさを鎮め、肌荒れを防いで、すこやかに保ちます。

07

アロエ

化粧品表示名:アロエベラ葉エキス

サンスクリット名
クマリ(Kumari)
性質
冷性(冷やす)/うるおいに満ちた
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓
働き
熱を鎮め、うるおいで満たす
主な成分
多糖類、アロイン
この処方での役割
やさしさを支える。肌にうるおいを与え、やわらげる

サンスクリットで「クマリ」、「若い娘」という意味です。いつまでもみずみずしく若々しい植物として名づけられ、アーユルヴェーダでは熱を鎮めるものとして用いられてきました。

葉の中のゼリーには多糖類が豊富に含まれ、世界中で日焼けや乾燥した肌の手入れに親しまれています。

肌にうるおいを与え、やわらげます。

08

カレンデュラ

化粧品表示名:トウキンセンカ花エキス

サンスクリット名
なし(アーユルヴェーダの古典に登場しない植物)
性質
やや冷やす/穏やか
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)—ピッタ(火)↓カパ(水)↓
現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでの位置づけ
働き
肌を落ち着かせ、すこやかに保つ
主な成分
フラボノイド類、カロテノイド類
この処方での役割
やさしさを支える。ゆらぎがちな肌をすこやかに保つ

カレンデュラは、ヨーロッパで「肌のハーブ」として受け継がれてきたマリーゴールドの花です。アーユルヴェーダの古典には登場しませんが、肌をいたわる植物として世界中で親しまれています。

鮮やかな橙色の花びらには、フラボノイド類やカロテノイド類が含まれます。花びらをオイルに浸し、その色と成分を移したものを配合しました。

ゆらぎがちな夜の肌を、すこやかに保ちます。

09

タマヌオイル

化粧品表示名:テリハボク種子油

サンスクリット名
プンナガ(Punnaga)
性質
中庸/重く、濃密
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)—カパ(水)↓
現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでの位置づけ
働き
肌をいたわり、すこやかに保つ
主な成分
オレイン酸・リノール酸/カロフィロリド
この処方での役割
ベース。肌を保護し、すこやかに保つ

タマヌは、インドから南太平洋にかけての海辺に育つテリハボクの実から採れるオイルです。インドでは「プンナガ」と呼ばれ、南太平洋の島々では肌を守る大切なオイルとして使われてきました。

濃い緑色と独特の香りをもち、カロフィロリドなどタマヌならではの成分を含むことが知られています。

肌を保護し、すこやかに保ちます。

10

シダーウッド

化粧品表示名:ヒマラヤスギ木油

サンスクリット名
デヴァダル(Devadaru)
性質
温性(温める)/軽く、乾かす性質
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↑カパ(水)↓↓
働き
重さを晴らし、気持ちを落ち着かせる
香りの主成分
ヒマカレン類
この処方での役割
森の香りの骨格をつくる

サンスクリットで「デヴァダル」、「神々の木」という意味です。ヒマラヤの高地に育つ杉で、寺院の建材としても重んじられてきました。

ヒマカレン類を主成分とする、乾いた森を思わせる香りです。この処方の「深い森」の骨格をつくっています。

11

パチョリ

化粧品表示名:パチョリ葉油

サンスクリット名
なし(インドでは香料として古くから流通)
性質
やや冷やす/重く、深い
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)—
現代のアーユルヴェーダ・アロマテラピーでの位置づけ
働き
気持ちを地に足のついた状態へ導く
香りの主成分
パチュリアルコール
この処方での役割
香りに深さと土の温もりを添える

東南アジア原産のシソ科の植物で、インドでは古くから布や香に使われてきました。19世紀、インドから届くカシミヤのショールに移ったこの香りが、ヨーロッパで高級品の証とされたことでも知られています。

香りの主成分はパチュリアルコール。湿った土のような深みで、夜の香りを落ち着かせます。

12

ネロリ

化粧品表示名:ビターオレンジ花油

サンスクリット名
なし(アーユルヴェーダの古典に登場しない植物)
性質
やや冷やす/軽やか
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)—
現代のアーユルヴェーダ・アロマテラピーでの位置づけ
働き
高ぶりを鎮め、リラクゼーションをもたらす
香りの主成分
リナロール
この処方での役割
香りに花のやわらかさを添える

ビターオレンジの白い花から、ごくわずかしか採れない精油です。17世紀、イタリアのネローラ公妃が愛用したことからこの名がついたと伝えられています。

香りの主成分はリナロール。深い森の香りのなかに、花のやわらかさをひとすじ添えています。

13

ベチバー

化粧品表示名:ベチベル根油

サンスクリット名
ウシラ(Ushira)
性質
冷性(冷やす)/重く、深い
ドーシャへの働き
ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↑
働き
熱を鎮め、心を深く落ち着かせる
香りの主成分
ベチベロール
この処方での役割
香りの余韻。眠りへ向かう静けさ

サンスクリットで「ウシラ」。インドでは、根を編んだすだれに水をかけて暑さをしのぐ習慣があり、冷やす性質をもつ素材として親しまれてきました。

根から採れる香りは、湿った土と木を思わせる深いもの。香りの最後に残り、眠りへ向かう静けさをつくります。

ほかのページで紹介しているオイル11種

この処方には、ほかの製品と共通するオイルも配合しています。性質や歴史は、それぞれのページでご紹介しています。

04全成分表示

配合量の多い順 ゴマ油、ヒマワリ種子油、スクレロカリアビレア種子油、ホホバ種子油、
アーモンド油、ハイビスカス種子油、コメヌカ油、ダイズ油、
サフラン花エキス、オランダビユ果実エキス、ヒマシ油、
アンマロク果実エキス、バコパモンニエラ葉エキス、ニゲラサチバ種子油、
テリハボク種子油、アロエベラ葉エキス、ツボクサエキス、ザクロ種子油、
カンゾウ根エキス、ウィタニアソムニフェラ根エキス、トウキンセンカ花エキス、
ビャクダン油、ニュウコウジュ油、ヒマラヤスギ木油、
パチョリ葉油、ビターオレンジ花油、ベチベル根油

055000年の知恵

アーユルヴェーダが体系づけられたのは、およそ5000年前。人々は観察と分類だけで、素材の性質と人の状態を同じものさしで測れるようにしました。

どのオイルを、どの時間に使うか。その知恵が、昼と夜で分けたこの処方の出発点です。

※ 本ページはアーユルヴェーダにおける伝統的・文化的な位置づけ、および各成分について一般に知られている性質をご紹介するものであり、本製品の効果・効能や医薬品的な作用を示すものではありません。ドーシャへの働きに関する記載は、アーユルヴェーダの古典的な文献および伝承にもとづく分類の紹介です。効果・効能に関する表現は、化粧品として認められた範囲にとどめています。