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8つの厳選オイルについて(頭皮ヘア用オイル)

8つの厳選オイルについて(頭皮ヘア用オイル)

Nagaraj — Scalp & Hair Oil 8つの厳選オイルについて インドのアーユルヴェーダ・ドクターから受け継いだ伝統処方を、独自に改良して配合しました。知るほど深い、厳選オイルの話。 01アーユルヴェーダのオイルとは? 仕組みがわかると、もっとおもしろい 「アーユルヴェーダのヘアオイル」と聞くと、なんとなく良さそう、で終わってしまいがちです。けれどここには、数千年かけて組み上げられた、はっきりした理屈があります。それがわかると、手に取っているオイルが違って見えてきます。 02アーユルヴェーダから見た、このオイルの役割 アーユルヴェーダでは、人のからだを「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」という3つのはたらきのバランスで捉えます。   はたらき 増えすぎると ヴァータ(風) 動き・乾燥 乾燥、パサつき、気持ちの落ち着かなさ ピッタ(火) 熱・変換 ほてり、頭皮の熱っぽさ カパ(水) 重さ・うるおい 重だるさ、べたつき 髪と頭皮のことで気になりやすいのは、多くの場合ヴァータとピッタです。乾いてパサつく、頭皮がつっぱる——これはヴァータが増えた状態。頭皮が熱っぽく感じる——これはピッタが増えた状態と考えられてきました。 この処方は、その両方に手が届くよう組まれています。 ヴァータを鎮める、温める性質のオイルセサミオイル、ヒマシ油。乾燥に寄り添い、うるおいで満たします。オイルが心をほどき、リラクゼーションをもたらすのも、伝統的にはヴァータが静まるためと考えられてきました。 ピッタを鎮める、冷やす性質のオイルココナッツオイル、ハイビスカスシードオイル、サンダルウッド。こもった熱をやわらげ、頭皮をすこやかに保ちます。 そこにアムラを重ねますアーユルヴェーダで「ラサーヤナ(若々しさを保つもの)」と呼ばれ、髪の処方の中心に据えられてきた果実です。 温めるオイルと、冷やすオイル。相反するものを同時に置くのが、この処方の設計です。乾燥にも、こもった熱にも、どちらにも寄り添えます。 03配合オイル 詳細 各オイルの「ドーシャへの働き」欄 ── ↓ = そのドーシャを鎮める(下げる)/ ↑ = そのドーシャを増やす(上げる)/ ↓↓ = とくに強く鎮める 01ココナッツオイル 化粧品表示名:ヤシ油 サンスクリット名 ナーリケーラ(Narikela) 性質 冷性(冷やす)/重さとなめらかさをもつ ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↑ 働き 頭部にこもった熱を鎮め、うるおいで満たす 主な脂肪酸 ラウリン酸をはじめとする中鎖脂肪酸 この処方での役割 配合量最大。全体の感触の土台をつくる 南インドの家庭では、髪のお手入れといえば、まずココナッツオイルでした。暑さのこもる土地で毎日のように使われてきたことから、アーユルヴェーダでは熱を鎮める、冷やす性質のオイルとして位置づけられています。頭皮が熱っぽく感じるとき——ピッタが増えた状態に寄り添うオイルです。 成分としての特徴は、ラウリン酸を主体とする「中鎖脂肪酸」に富むこと。分子が比較的小さくまっすぐな形をしているため、髪の主成分であるケラチンとなじみやすい性質が、化粧品科学の研究でも報告されています。数ある植物オイルのなかでも、毛髪との相性がとりわけ語られてきたオイルです。 この処方ではもっとも配合量が多く、全体の感触の土台をつくっています。重たさを残さず、後に続くオイルたちを髪と頭皮に運んでいく役割です。 02セサミオイル 化粧品表示名:ゴマ油 サンスクリット名 タイラ(Tila) 性質 温性(温める)/重さと、深く行きわたる性質 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓↓ピッタ(火)↑カパ(水)↑ 働き 乾燥と冷えをやわらげ、落ち着きをもたらす。伝統的なオイル処方の土台 主な脂肪酸 オレイン酸・リノール酸/セサミンなどの抗酸化成分 この処方での役割 ココナッツオイルと並ぶベース。うるおいと落ち着きのある感触 アーユルヴェーダのオイルマッサージ「アビヤンガ」で、古くから最初に挙げられてきたのがセサミオイルです。温める性質をもつとされ、乾燥や冷えに傾きやすい状態——ヴァータ——を落ち着かせるベースとして、数千年にわたって使われてきました。アビヤンガにこのオイルが選ばれ続けてきたのは、そのためです。 ハーブの力を移してつくる伝統的な施術用オイルの土台となるのも、多くの場合このセサミオイルです。つまりセサミオイルは、アーユルヴェーダのオイル処方そのものの出発点にある素材だと言えます。 成分としては、オレイン酸とリノール酸をバランスよく含み、さらにセサミンなどゴマ特有の抗酸化成分をもつことが知られています。植物オイルのなかでも比較的酸化しにくいのは、この成分構成によるもの。防腐剤を使わないこの処方にとって、大切な性質でもあります。 03ハイビスカスシードオイル 化粧品表示名:ハイビスカス種子油 サンスクリット名 ジャパー(Japa)※花の名 性質 冷性(冷やす)/軽く、さらりとした ドーシャへの働き ヴァータ(風)—ピッタ(火)↓カパ(水)↓ 働き ほてりをやわらげ、重さを残さない 主な脂肪酸 オレイン酸・リノール酸などの不飽和脂肪酸 この処方での役割 ベースのなかで最も軽く、処方全体の重さを調整する 鮮やかな赤い花を咲かせるハイビスカスは、インドでは「ジャパ」と呼ばれ、寺院に捧げられる花であると同時に、髪のお手入れに親しまれてきた植物です。伝統的には花や葉をすりつぶしてペーストにしたり、オイルに浸して使われてきました。冷やす性質をもつ植物とされ、ほてりや乾燥の気になる季節の処方に選ばれてきた背景があります。 この処方が採用したのは、花ではなく、その種子から搾ったオイルです。オレイン酸・リノール酸などの不飽和脂肪酸に富み、軽やかでさらりとした感触をもちます。 ナーガラージが配合を組むとき、最初に採用が決まったオイルです。 04アムラオイル 化粧品表示名:アンマロク果実エキス サンスクリット名 アーマラキー(Amalaki) 性質 冷性でありながら、消化後は甘みに転じるとされる ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓ 3つすべてを整える、めずらしい素材 働き ラサーヤナ(若々しさを保つもの)。髪の処方の中心に据えられてきた 主な成分 ビタミンC、ポリフェノール類、タンニン この処方での役割 処方の核。アーユルヴェーダの中心素材 アムラは、アーユルヴェーダで「ラサーヤナ」——若々しさを保つもの——と呼ばれる素材の、その代表格です。 そしてアーユルヴェーダの処方に、くり返し登場する素材でもあります。とりわけヘアケアでは、伝統的なヘアオイルにもトリートメントにも、当たり前のようにアムラの名前があります。こと髪に関しては、これ以上に重んじられてきた素材はないと言っていいほどです。インドの家庭でアムラのオイルを髪になじませる光景は、今も日常の一部として続いています。伝統のヘアオイルにアムラがない、ということはありえません。 アムラが特別なのは、3つのドーシャ(性質)すべてを整えるとされる、めずらしい素材だという点です。多くの素材はどれかを鎮める代わりにどれかを上げますが、アムラにはその偏りがないと考えられてきました。 成分としてのアムラは、果物のなかでも際立ってビタミンCを多く含むことで知られ、ポリフェノール類やタンニンも豊富な果実として、食品・化粧品の双方の分野で長く研究されてきました。 05ヒマシ油 キャスターオイル / 化粧品表示名:ヒマシ油 サンスクリット名 エランダ(Eranda) 性質 温性(温める)/重く、とろりと粘りが強い ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓↓ピッタ(火)↑カパ(水)↓ 働き 乾いてこわばったところをゆるめる。古典で「ヴァータの薬」の筆頭に挙げられてきた 主な脂肪酸 リシノール酸(全体の約9割) この処方での役割 仕上がりのつやとまとまりを決める ヒマシ油は、トウゴマの種子から得られる、とろりと粘りの強いオイルです。インドでは「エランダ」と呼ばれ、古典的なオイル処方に繰り返し登場してきました。温める性質と、重さ・粘りをあわせもつオイルとして位置づけられ、乾いてこわばりがちなところへの処方に用いられてきた歴史があります。 成分上の最大の特徴は、リシノール酸という脂肪酸が全体の9割近くを占めること。植物オイルのなかでもきわめて珍しい構成で、これがヒマシ油ならではの粘りと、乾いたあとに残るなめらかで深みのあるつや感を生んでいます。ヘアオイルに「つや」を求めるとき、ヒマシ油に代わるものはなかなかありません。 毛髪につやを与え、まとまりのある手ざわりへ導く——仕上がりの質を決める役割を、このオイルが担っています。使いやすい質感と効果が発揮できる分量に調整して配合しました。 06サンダルウッド 化粧品表示名:ビャクダン油 サンスクリット名 チャンダナ(Chandana) 性質 冷性(冷やす)/軽く、澄んだ ドーシャへの働き ヴァータ(風)↑ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓ 働き 熱を帯びた高ぶりを鎮める。心と頭の両方を静める香り 香りの主成分 サンタロール この処方での役割 香りの芯。時間が経つほどに立ち上がる サンスクリットで「チャンダナ」。インドでサンダルウッドは、寺院で焚かれ、瞑想の場に置かれてきた聖なる香木です。アーユルヴェーダでは冷やす性質をもつとされ、高ぶりやすいピッタを鎮める素材として親しまれてきました。 香りは、甘さとほのかな乳のような丸みをもつ、深く長く残るウッディノート。時間が経つほどに立ち上がり、このオイルの香りの芯を担っています。 07ユーカリ 化粧品表示名:ユーカリ葉油 インドでの呼び名 ニルギリ(Nilgiri)※後世の呼び名 性質 温性/軽く、澄んだ清涼感 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↑ピッタ(火)↑カパ(水)↓↓ 働き 重く湿ったものを晴らし、こもりをひらく 香りの主成分 1,8-シネオール(ユーカリプトール) この処方での役割 軽さと明るさ。8つのなかで唯一カパを担う ユーカリはオーストラリア原産で、インドに渡ったのは19世紀のこと。古典の時代からある素材ではありませんが、澄んだ清涼感のある香りは、重く湿りがちなものを晴らすものとして、インドの暮らしになじんでいます。 香りの主成分は1,8-シネオール(ユーカリプトール)。8つのなかで、重さやべたつき——カパ——を受けもつのは、このオイルだけです。 08ラベンダー 化粧品表示名:ラベンダー油 サンスクリット名 なし(アーユルヴェーダの古典に登場しない植物) 性質 やや冷やす/穏やか ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)— 現代のアーユルヴェーダ・アロマテラピーでの位置づけ 働き 高ぶりを鎮め、リラクゼーションをもたらす 香りの主成分 酢酸リナリル、リナロール この処方での役割 日本の暮らしへ橋を架ける香り ラベンダーは地中海沿岸を故郷とする植物で、アーユルヴェーダの古典に登場する素材ではありません。それでも加えているのは、リラクゼーションのためです。 香りの主成分は酢酸リナリルとリナロール。世界中でくつろぎの時間に選ばれてきた、穏やかで甘みのあるフローラルの香りです。 サンダルウッドの深さ、ユーカリの清涼感、そしてラベンダーの穏やかさ。合成香料を使わず、この3つだけで、使うひとときの空気を組み立てています。 04全成分表示 配合量の多い順 ヤシ油、ゴマ油、ハイビスカス種子油、アンマロク果実エキス、ヒマシ油、ビャクダン油、ユーカリ葉油、ラベンダー油 055000年の知恵 アーユルヴェーダが体系づけられたのは、およそ5000年前。顕微鏡も成分分析もない時代に、人々は観察と分類だけで理論を組み上げ、素材の性質と人の状態を、同じものさしで測れるようにしました。 その構造のうえで選ばれ、使い継がれてきたオイルたち。その処方は、いまも伝統医療として受け継がれています。 ※ 本ページはアーユルヴェーダにおける伝統的・文化的な位置づけ、および各成分について一般に知られている性質をご紹介するものであり、本製品の効果・効能や医薬品的な作用を示すものではありません。ドーシャへの働きに関する記載は、アーユルヴェーダの古典的な文献および伝承にもとづく分類の紹介です。効果・効能に関する表現は、化粧品として認められた範囲にとどめています。

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「乾燥の敵」と呼ばれるヒマシ油 -肌と髪を、膜で守るオイル-

「乾燥の敵」と呼ばれるヒマシ油 -肌と髪を、膜で守るオイル-

oil stories — castor とろりとして、肌の表面をしっかり守る。ヒマシ油は、植物オイルのなかでもかなり変わったオイルです。しかもその守る力のほとんどが、たったひとつの成分から来ています。 トウゴマという植物から ヒマシ油は、トウゴマという植物の種を搾ったオイルです。トウダイグサ科の植物で、名前にゴマとつきますが、ゴマとはまったく別の仲間です。 英語ではキャスターオイル。化粧品の成分表示でも「ヒマシ油」と書かれます。 インド、ブラジル、中国などで広く栽培されていて、じつは工業用にも大量に生産されている、身近なオイルでもあります。 9割が、ひとつの脂肪酸 ここが、このオイルのいちばん変わっているところです。 リシノール酸約85〜90% その他の脂肪酸約10〜15% ふつうの植物オイルは、リノール酸、オレイン酸、パルミチン酸といった複数の脂肪酸が、それぞれ数割ずつ混ざり合ってできています。バランスの上に成り立っている、といってもいい。 ヒマシ油は違います。 たったひとつの脂肪酸で、9割ができている。 しかもこのリシノール酸という脂肪酸は、ほかの植物オイルにはほとんど含まれていません。ヒマシ油だけが持っている、といっていい成分です。 理由は、この脂肪酸が水酸基という、油には珍しい構造を持っていることにあります。 とろみが強く、アルコールに溶ける 水酸基があると、オイルの性格が変わります。 まず、とろみが強くなる。ヒマシ油は植物オイルのなかでもっとも粘り気の強い部類で、瓶を傾けると、はちみつのようにゆっくり動きます。 そして、アルコールに溶ける。ほとんどの植物オイルはアルコールに溶けませんが、ヒマシ油は溶けます。オイルでありながら、少しだけ水寄りの顔を持っている。 守る力が、とても強い リシノール酸がしていることを、ひとことで言えば——守ることです。 水酸基は、分子どうしを弱く引き合わせます。だからヒマシ油は、とろりと重い。そしてそのとろみが、肌や髪の表面に薄い膜をつくります。 肌がかさつくのも、髪がぱさつくのも、内側の水分が表面から逃げていくからです。ヒマシ油の膜は、その出口にふたをします。 髪の場合は、もうひとつあります。とろみのあるオイルが表面をなめらかに覆うので、指通りがよくなり、つやが出ます。キューティクルの浮きをおさえて、枝毛や切れ毛を防ぐのにも役立ちます。 これが、ヒマシ油が「乾燥を引き起こすヴァータ(風)の敵」と呼ばれる由縁です。 表面にとどまって、守りつづける。 植物オイルはたくさんありますが、これほど表面に残って働くオイルは多くありません。ヒマシ油が何千年も使われてきたのは、この守る力の強さによります。 ただし、単体では重さのあるオイルです。ほかのオイルと組み合わせて使うのが、伝統的な形でした。 アーユルヴェーダは、どう見ていたか さきほど出てきた「ヴァータの敵」という呼び名について、もう少しだけ。 アーユルヴェーダでは、このオイルをエランダと呼びます。そのいくつもある別名のなかに、ヴァーターリ——「ヴァータの敵」があります。 ヴァータというのは、アーユルヴェーダが考える3つの性質のひとつです。乾燥、冷え、不安定さ。かさついて、冷えて、落ち着かない。そういう状態をまとめて、こう呼びます。 性質温める 向き合う先乾燥と冷え(ヴァータ)/重さと滞り(カパ) つまりアーユルヴェーダは、このオイルを乾燥と冷えに向き合うものとして使ってきました。 だから、使いどころもはっきりしています。空気が乾く季節。冷房や暖房のきいた部屋。かさつきやすい肌と、ぱさつきやすい髪。そういうときに重宝されるオイルです。 インドでは、飲むオイルでもあります ヒマシ油には、塗る以外の使われ方もあります。 インドでは古くから、体の内側を整えるために少量を飲む使い方が伝えられてきました。アーユルヴェーダの古い書物にも、その用法が繰り返し登場します。日本でも、かつては薬局に置かれていたオイルです。 なぜ飲むと作用するのかは、はっきり解明されています。腸のなかでリシノール酸が切り離され、腸の筋肉にあるスイッチを押すのです。塗ったときのとろみも、飲んだときの作用も、全てがつながっています。 ただし、作用の強いオイルです。専門家や医師の判断なしに、自己判断で飲まないようにしてください。 体質別の、付き合い方 ヴァータ 乾燥する、かさつく、ぱさつく、冷えている。——まさに名前のとおり、この体質に向き合うためのオイルです。温める性質と、なめらかさの両方を持っています。 カパ べたつく、重い、張りついた感じ。——鎮める側に入ります。ただしとろみの強いオイルなので、量は少しで十分です。 ピッタ 熱がこもる、赤みが出やすい。——温めるオイルなので、控えめに。冷やす素材と組み合わせて使うのが、伝統的な形です。 ヒマシ油を配合しているオイル HAIR & SCALP OIL 頭皮・ヘア用オイル- dusk till dawn - 30ml ¥3,960(税込) 詳しく見る SCALP OIL / 養毛料 スカルプオイル- awaken your roots - 30ml ¥4,850(税込) 詳しく見る

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「死以外の全てを治す」ブラッククミンシードオイル 脅威の力

「死以外の全てを治す」ブラッククミンシードオイル 脅威の力

ブラッククミンシードは、中東で「死以外のすべてを癒す」と語り継がれてきた黒い種です。クミンとは別の植物であること、めったに市場に出てこないこと、アーユルヴェーダが「温かい・軽い・鋭い」と書き留めた性質、そして頭皮と肌との相性を、はじめての方にもわかるようにご紹介します。

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アーユルヴェーダとは?5,000年の知恵が教える「生命の科学」

アーユルヴェーダとは?5,000年の知恵が教える「生命の科学」

日常に取り入れられるアーユルヴェーダ アーユルヴェーダでバランスを整える手段はたくさんあります。食事の内容や時間帯、適切な運動・呼吸法(プラナヤマ)、ハーブ・薬草の活用、毒素排出法(パンチャカルマ)など。 そして古来より「薬」として扱われてきたのが、オイルです。アーユルヴェーダではオイルは単なる保湿剤ではなく、体に塗布することで栄養を届け、ドーシャのバランスを整える手段として、頭皮・髪・肌のケアに深く根付いてきました。 あなたにはもともと、自分だけの健康と美しさのかたちがあります。 アーユルヴェーダが目指すのは、新しい何かを足すことではなく、生まれ持ったバランスの取れた状態へ、静かに還っていくこと。 5,000年という長い歴史の中で、無数の人々の体と向き合いながら磨かれてきたその知恵は、感覚と理論を兼ね備えた、今もなお生きている伝統医学です。  

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ココナッツオイルは、髪にとっての"特別なオイル"

ココナッツオイルは、髪にとっての"特別なオイル"

oil stories — coconut 暑い土地で、髪を守りつづけてきたオイル インドの伝統医学アーユルヴェーダには、5000年かけて選び抜かれてきた「オイルの知恵」があります。その中で、セサミオイルが「温めるオイル」として核にあるなら、ココナッツオイルはちょうどその逆——「冷性」、ほてりを鎮めるオイルとして扱われてきました。強い陽射しの南インドやスリランカで、髪と頭皮の日常を支えてきた、暮らしに欠かせない一本です。 そしてこのココナッツオイル、髪のケアという点では、科学的な視点からも興味深い報告が重なっているオイルでもあります。知ると少し世界が変わる、オイルのはなしです。 アーユルヴェーダにとっての、ココナッツ アーユルヴェーダでは、オイルそのものにも性質があると考えます。 ココナッツオイルは「冷性」——熱やほてりを穏やかにととのえるオイルとされてきました。暑さで火照りやすい土地では、体を冷やしすぎず、けれど過剰な熱を鎮める、その塩梅のよさが重宝されたのです。 体質を三つのエネルギー(ドーシャ)で読み解く考え方の中では、熱の性質をもつ「ピッタ」を穏やかにする素材として、伝統的に位置づけられてきました。だからこそ、乾きやすく火照りやすい頭皮の手入れに、古くから冷やすオイルのココナッツが選ばれてきたのです。 現代科学が見つめる、ココナッツオイルと髪 髪のケアという点で、ココナッツオイルはたびたび研究の対象になってきました。 いくつかのオイルを比べた知られた実験では、ココナッツオイル・ヒマワリ油・鉱物油を試したところ、髪の傷みに関わる指標に違いが見られたと報告されています。 その鍵とされるのが、分子の形です。ココナッツオイルの主成分ラウリン酸は、比較的小さくまっすぐな形をしています。そのため、表面をなじませるだけの他のオイルと違い、髪の内部にまで入り込みやすいと考えられてきました。 内部になじんだオイルが、髪が水を含んでふくらむのをやわらげ、洗うときの負担を減らす。実験では、傷んだ髪から流れ出るタンパク質が、条件によってかなり減ったという報告も出ています。 (オイルを用いた実験の例であり、製品としての効果を示すものではありません。) 5000年前から知っていた、「塗って、置いて、洗う」 いちばん面白いのは、ここからです。 その実験は、こうも教えてくれました。ココナッツオイルは「シャンプーの後」ではなく「前」に、しばらく置いてから洗うのが、より効果的だと。 これは、アーユルヴェーダのやり方そのものなのです。髪と頭皮にオイルをなじませ、時間をおいてから洗い流す——インドで何千年も続いてきた「オイルパック」の作法と、ぴたりと重なります。 理由も仕組みも知らないまま、経験だけで「塗って、置いて、洗う」という順序にたどり着いていた。そして現代の実験室が、5000年越しに「その順番で合っています」と言葉を添えた。伝統の知恵の底力を感じる話です。 経験がたどり着いた場所へ、科学が5000年越しに追いついた。 鎮めるオイル、ココナッツ。暑い土地で髪を守りつづけ、経験だけでたどり着いた「塗って、置いて、洗う」という作法に、現代の研究がそっと言葉を添えました。次にココナッツを手に取るとき、少しだけ、その奥行きを思い出してみてください。 ココナッツオイルが主成分の頭皮ヘア用オイル。ぜひ試してみてください。 お取り扱いについて 天然ココナッツオイルは20℃以下で固まる性質があるため、秋冬になると固まります。湯煎で温めるか、体温程度ですぐ液体に戻りますので、お試しください。 ココナッツオイルが主成分の、頭皮・ヘア用オイル HAIR & SCALP OIL 頭皮・ヘア用オイル- dusk till dawn - 30ml ¥3,960(税込) 詳しく見る

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セサミオイルは、なぜアーユルヴェーダの"王様"なのか

セサミオイルは、なぜアーユルヴェーダの"王様"なのか

oil stories — sesame 5000年、オイルの中心にありつづけたオイル インドの伝統医学アーユルヴェーダには、5000年かけて選び抜かれてきた「オイルの知恵」があります。数百種類ある薬用オイルの、その大半のベースになってきたのが——キッチンでもおなじみの、セサミオイル(ごま油)でした。アーユルヴェーダで「オイル」といえば、まずセサミを指すといっても大げさではありません。まさに、すべての中心にあるオイルです。 なぜ、この一本がそれほどまでに大切にされてきたのか。そして現代科学は、それをどう見ているのか。知ると少し世界が変わる、オイルのはなしです。 セサミオイルが“核”とされてきた、3つの理由 ①体をあたためる「温性」のオイルだから アーユルヴェーダでは、オイルそのものにも性質があると考えます。セサミオイルは「温性」——体をあたため、乾きや冷えをやわらげるオイルとして扱われてきました。 わたしたちの不調の多くは、乾き・冷え・ゆらぎ(アーユルヴェーダでいう「ヴァータの乱れ」)から来るとされます。セサミオイルは、それを穏やかに鎮める“守りの要”のような存在だったのです。 ②奥まで届く、特別ななじみやすさがあるとされたから アーユルヴェーダの伝統では、セサミオイルは数あるオイルの中でも、体の深いところまでゆきわたる別格のなじみやすさを持つと考えられてきました。 だからこそ、ハーブの力を移す“運び役”として重宝されてきたのです。薬効のある植物をセサミオイルにじっくり浸け込み、そのオイルを肌になじませることで、植物の恵みをからだに届ける——という発想。アーユルヴェーダの膨大なハーブオイルが、セサミをベースにつくられてきたのには、こうした理由があります。 ③全身の手当ての、基本だから セサミオイルを全身にすり込むオイルマッサージ「アビヤンガ」は、アーユルヴェーダの日常ケアの中心にあります。肌をうるおいで満たし、こわばりをほぐし、心を落ち着かせる——この毎日の儀式を支えてきたのが、セサミオイルでした。 「オイルは千の病を癒す」という言葉が残るほど、オイル、とりわけセサミは、暮らしの真ん中にありつづけたのです。 現代科学が見つめる、セサミの成分 では、この伝統に、科学の視点からは何が見えるのでしょうか。 ごまには、セサミンやセサモールという、ごまならではの抗酸化成分が含まれています。抗酸化とは、酸化——いわば“サビ”——にブレーキをかける働きのこと。この成分のおかげで、セサミオイルそのものも、とても酸化しにくい油になっています。 昔の人が理由を知らないまま「セサミオイルは日持ちする」と感じていたことには、ちゃんと成分の裏づけがあったわけです。 さらに、こうした成分を用いた研究では、紫外線を浴びた条件で色素に関わる変化や、ハリに関わる成分をめぐる報告も出ています。 (オイルに含まれる成分での実験の例であり、製品としての効果を示すものではありません。) 「セサミは肌を健やかに保つ」という言い伝えに、現代科学が少しずつ光を当てはじめている——そんな段階にあります。 すべてのオイルの、中心にして頂点。 温めるオイル、セサミ。抗酸化の成分を秘め、多くのハーブを受けとめる“土台”として、アーユルヴェーダの中心にありつづけてきました。台所のオイルに、5000年の物語が眠っている——次にセサミを手に取るとき、少しだけ、その特別さを思い出してみてください。 補足 アーユルヴェーダで使われるのは太白ごま油です。市販のごま油が適用されるわけではありません。 セサミオイルをベースにした、Nagaraj のオイル HAIR & SCALP OIL 頭皮・ヘア用オイル- dusk till dawn - 30ml ¥3,960(税込) 詳しく見る SCALP OIL / 養毛料 スカルプオイル- awaken your roots - 30ml ¥4,850(税込) 詳しく見る

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ハイビスカスには、2つの顔がある——種子のオイルと、花の浸出オイル

ハイビスカスには、2つの顔がある——種子のオイルと、花の浸出オイル

oil stories — hibiscus 同じ花から生まれる、ふたつのちがうオイル 赤く咲くハイビスカスは、インドで古くから「髪の女神の花」と呼ばれ、髪や肌の手入れに用いられてきました。けれど、ひとくちに「ハイビスカスのオイル」といっても、実はまったく性格の異なる2つの形があります。ひとつは、花が散ったあとに残る種子から搾るオイル。もうひとつは、花びらそのものをオイルに漬け込んでつくる、浸出オイル(インフュージョンオイル)。 原料は同じ植物なのに、どこを、どう使うかで、まるで違う個性が生まれる。今日は、その2つのちがいと、それぞれが得意とすることのおはなしです。 ハイビスカス種子オイル——種を搾る、じっくり派 ひとつめは、種子から搾られるオイルです。 花びらの華やかさではなく、花が終わったあとに残る小さな種子。そこにこそ、アーユルヴェーダが大切にしてきた恵みが凝縮されている、と考えられてきました。 種子から搾ったオイルには、ビタミンE(トコフェロール)やリノール酸・オレイン酸といった、植物オイルらしい成分が含まれます。比較的軽やかで肌になじみやすく、酸化しにくいという扱いやすさもあり、日々の手入れにくりかえし使うのに向いた、落ち着いた性格のオイルです。 種子オイルが得意とすることは、時間をかけて、じっくり寄り添うこと。すぐに何かが劇的に変わる、という派手さより、続けるほどに心地よさを実感していく——そんな内側から養うタイプのオイルといえます。 ※これらは成分としての一般的な特徴であり、特定の効果を保証するものではありません。 ハイビスカス花の浸出オイル——花を漬け込む、めぐり派 もうひとつが、花びらをオイルに漬け込んでつくる浸出オイル(インフュージョンオイル)です。 つくり方は、シンプルだけれど手間のかかるもの。ベースとなる植物オイルに、ハイビスカスの花をじっくり漬け込み、時間をかけて花の成分をオイルへ移していきます。搾るのではなく、“移す”——アーユルヴェーダがハーブオイルをつくるときの、伝統的な手法です。 花には、種子とはまた違う成分が含まれます。花の色のもとになるポリフェノール類などが、オイルにゆっくりと溶け出していく。こうしてできた浸出オイルは、めぐりや、肌が明るく見えるようなつかい心地で知られ、巷では「天然のボトックス」という愛称で呼ばれることもあるほど、花の力に期待を寄せられてきた素材です。 (※「天然のボトックス」はあくまで一般に用いられる俗称であり、医薬品のような作用を示すものではありません。) 花の浸出オイルが得意とすることは、つかった瞬間の心地よさ、めぐるような使用感。じっくり型の種子オイルに対して、こちらは“いま”に働きかける、はつらつとした個性をもっています。 種子と花、2つを使い分けるという発想 同じハイビスカスでも、種子と花では、得意なことがちがう。 seed / 種子オイル じっくり、内側から 続けるほどに寄り添う、落ち着いた個性。 flower / 花の浸出オイル いま、めぐるように つかった瞬間の心地よさが際立つ個性。 だからこそ、ほんとうは「どちらが優れているか」ではなく、「何をしたいか」で選び分けるのが、この植物の一番の楽しみ方。アーユルヴェーダが素材を性質で読み解いてきたように、目的に合わせて使い分けることで、ハイビスカスはその力を存分に発揮してくれます。 どちらが優れているか、ではなく、何をしたいか、で選ぶ。 Nagarajでの、ハイビスカスの使い分け わたしたちナーガラージでも、この2つの性格を、それぞれ違う商品に活かしています。 じっくり内側から養いたいところには、ハイビスカス種子オイルを。 髪と頭皮をじっくり養う頭皮オイル2種と、夜にゆっくり肌を休ませる夜用のフェイスオイルに。時間をかけて寄り添う種子オイルの個性が、じっくり型のケアによく合うからです。 いま、めぐるような心地よさがほしいところには、ハイビスカス花の浸出オイルを。 朝の肌にはたらきかける、昼用のフェイスオイルに。一日のはじまりに、はつらつとした使用感で寄り添ってほしいから、種子ではなく、花を漬け込んだ浸出オイルを選びました。 同じ「髪の女神の花」から生まれた、2つのオイル。あなたのお悩みに合わせて、種子と花——どちらも力を発揮します。 フェイスオイルは秋頃に予約販売予定です! ハイビスカス種子オイルの入った製品はこちら HAIR & SCALP OIL 頭皮・ヘア用オイル- dusk till dawn - 30ml ¥3,960(税込) 詳しく見る SCALP OIL / 養毛料 スカルプオイル- awaken your roots - 30ml ¥4,850(税込) 詳しく見る

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ヘアオイルを頭皮と髪に塗る。--インドの伝統処方から生まれた1本のオイルの話

ヘアオイルを頭皮と髪に塗る。--インドの伝統処方から生まれた1本のオイルの話

頭皮と髪にオイルを塗る。—— インドの伝統処方から生まれた一本のオイル話。なぜインドでは、オイルを髪ではなく頭皮に塗るのか。5000年の伝統処方「ケーシャ・タイラ」の知恵を、アーユルヴェーダの見立てと現代毛髪科学の両面から解説。シロダーラに学ぶ「ゆるむことは美容である」という考え方まで。

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昼の肌を守るために厳選した13種のオイル(昼用フェイスオイル)

昼の肌を守るために厳選した13種のオイル(昼用フェイスオイル)

Nagaraj — Day Face Oil 13種の厳選オイルについて 昼の肌のために選び抜いた、オイル9種と精油4種。知るほど深い、厳選オイルの話。 01アーユルヴェーダのオイルとは? 仕組みがわかると、もっとおもしろい 「アーユルヴェーダのフェイスオイル」と聞くと、なんとなく良さそう、で終わってしまいがちです。けれどここには、数千年かけて組み上げられた、はっきりした理屈があります。どのオイルを、なぜ、どの時間に使うのか。それがわかると、朝いちばんに手に取るオイルが違って見えてきます。 朝専用のオイル?朝から夕方まで活動する時間に使うオイルは、さまざまな刺激に対応する力がある必要があります。この昼用オイルは、肌を守り、艶、ハリを与えながら、肌を優しくケアする植物オイルを厳選して配合しました。 02アーユルヴェーダから見た、このオイルの役割 アーユルヴェーダでは、人のからだを「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」という3つのはたらきのバランスで捉えます。 はたらき 増えすぎると ヴァータ(風) 動き・乾燥 乾燥、カサつき、キメの乱れ ピッタ(火) 熱・変換 ほてり、肌の熱っぽさ、肌の赤み カパ(水) 重さ・うるおい 毛穴の詰まり、べたつき 日中の肌で気になりやすいのは、多くの場合ヴァータとピッタです。冷房の風や乾いた外気で肌がつっぱる——これはヴァータが増えた状態。日ざしを浴びて肌が熱っぽく感じる——これはピッタが増えた状態と考えられてきました。 この処方は、その両方に手が届くよう組まれています。 ヴァータを鎮める、温める性質のオイルセサミオイル、フランキンセンス。乾燥に寄り添い、うるおいで満たします。 ピッタを鎮める、冷やす性質のオイルココナッツオイル、ハイビスカス、ツボクサ、サンダルウッド。こもった熱をやわらげ、肌をすこやかに保ちます。 そこに、昼を支えるオイルを配合しますホホバオイル、マルラオイル、バオバブオイル。光や空気にふれても変化しにくいオイルです。 温めるオイルと、冷やすオイル。相反するものを同時に置くのが、この処方の設計です。そのうえで、朝から夕方まで肌にのせていられるものだけを選び、日ざしに反応しやすい柑橘系の精油は使っていません。 03配合オイル 詳細 各オイルの「ドーシャへの働き」欄 ── ↓ = そのドーシャを鎮める(下げる)/ ↑ = そのドーシャを増やす(上げる)/ ↓↓ = とくに強く鎮める/ — = 中庸 01ハイビスカスオイル 化粧品表示名:ヒマワリ種子油、ハイビスカス花エキス サンスクリット名 ジャパ(Japa) 性質 冷性(冷やす)/軽く、さらりとした ドーシャへの働き ヴァータ(風)—ピッタ(火)↓カパ(水)↓ 働き 顔のほてりや熱をやわらげ、肌にハリを与える 主な成分 アントシアニンなどのポリフェノール類 この処方での役割 肌につやを与え、キメを整える インドで「ジャパ」と呼ばれる赤いハイビスカスは、寺院に捧げられる花であると同時に、昔から美容のお手入れに親しまれてきた植物です。冷やす性質をもつとされ、ほてりやすい季節の処方に選ばれてきた背景があります。 頭皮・ヘア用オイルでは種子から搾ったオイルを使っていますが、このオイルの処方で使うのは花びら。花びらをヒマワリの種子のオイルにじっくり浸し、その色と成分を移したものです。花の赤を生むアントシアニンなど、ポリフェノール類を含むことが知られています。 肌につやを与え、キメを整えて、光を均一にまとう肌をつくります。 02ホホバオイル 化粧品表示名:ホホバ種子油 サンスクリット名 なし(北米の砂漠に育つ植物) 性質 中庸/軽く、なめらか ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)— 現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでの位置づけ 働き どの体質にもなじみやすく、肌を守る 主な成分 ワックスエステル(液状のワックス) この処方での役割 処方の土台。肌の水分の蒸発を防ぐ ホホバは、北米の乾いた砂漠で育つ低木です。アーユルヴェーダの古典には登場しませんが、どの体質にもなじみやすいことから、現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでは欠かせないオイルになっています。 成分としては、厳密にはオイル(油脂)ではなく液状のワックス。人の皮脂にも含まれるワックスエステルに近い構造をもち、肌なじみのよさで知られています。植物オイルのなかでもきわめて酸化しにくいのも、この構造によるものです。 この処方の土台を担うオイルです。肌の水分の蒸発を防ぎ、朝のせたうるおいを夕方まで保ちます。 03月見草オイル 化粧品表示名:月見草油 サンスクリット名 なし(北米原産の植物) 性質 やや冷やす/軽く、なめらか ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)↑ 現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでの位置づけ 働き 乾燥と熱っぽさの両方に寄り添う 主な脂肪酸 リノール酸/γ-リノレン酸 この処方での役割 肌荒れを防ぎ、すこやかに保つ 夕方に花をひらき、朝にはしぼむ——その姿から名がついた月見草は、北米原産の植物です。アメリカ先住民が暮らしのなかで用いてきた歴史があり、アーユルヴェーダの古典には登場しません。 成分上の特徴は、γ-リノレン酸を含むこと。ほとんどの植物オイルには含まれず、月見草やボラージなど、ごく限られた植物にしか見られない脂肪酸です。 乾燥や外気にさらされてゆらぎがちな日中の肌に、うるおいを与え、肌荒れを防ぎます。 04ツボクサ 化粧品表示名:ツボクサエキス サンスクリット名 マンドゥカパルニ(Mandukaparni) 性質 冷性(冷やす)/軽い ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓ 働き ラサーヤナ(若々しさを保つもの)。熱を鎮める長寿のハーブ 主な成分 アシアチコシド、マデカッソシドなどのトリテルペン類 この処方での役割 日中の肌をすこやかに保つ サンスクリットで「マンドゥカパルニ」。インドやスリランカでは水辺に自生し、食卓にものぼる身近な植物ですが、アーユルヴェーダではラサーヤナ——若々しさを保つもの——を代表する長寿のハーブです。冷やす性質をもち、熱を帯びたピッタを鎮めるとされてきました。 近年、韓国コスメを中心に「CICA(シカ)」の名で知られるようになった植物の正体でもあります。アシアチコシドやマデカッソシドといったトリテルペン類を含むことが、化粧品の分野で長く研究されてきました。 日ざし、冷房、外気。朝から夕方まで刺激にさらされる肌を、すこやかに保ちます。 05セサミオイル 化粧品表示名:ゴマ油 サンスクリット名 ティラ(Tila) 性質 温性(温める)/重さと、深く行きわたる性質 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓↓ピッタ(火)↑カパ(水)↑ 働き 乾燥と冷えをやわらげ、落ち着きをもたらす。伝統的なオイル処方の土台 主な脂肪酸 オレイン酸・リノール酸/セサミンなどの抗酸化成分 この処方での役割 温める側を受けもつ。乾燥に寄り添い、肌を養う アーユルヴェーダのオイルマッサージ「アビヤンガ」で、古くから最初に挙げられてきたのがセサミオイルです。温める性質をもつとされ、乾燥に傾きやすい状態——ヴァータ——を落ち着かせるベースとして、数千年にわたって使われてきました。 成分としては、オレイン酸とリノール酸をバランスよく含み、さらにセサミンなどゴマ特有の抗酸化成分をもつことが知られています。植物オイルのなかでも比較的酸化しにくく、防腐剤を使わず、朝から夕方まで肌にのるこの処方にとって大切な性質です。 冷やすオイルが多く並ぶこの処方で、温める側を受けもっています。乾燥に寄り添い、肌をうるおいで満たします。 06ザクロオイル 化粧品表示名:ザクロ種子油 サンスクリット名 ダディマ(Dadima) 性質 中庸/甘みと、ひきしまった渋みをあわせもつ ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)↓ 甘いザクロは、3つすべてを乱しにくいとされる 働き からだを養い、バランスを整える果実として重んじられてきた 主な脂肪酸 プニカ酸(全体の約7割) この処方での役割 肌にはりを与える サンスクリットで「ダディマ」。アーユルヴェーダの古典にもたびたび登場する果実で、甘いザクロは3つのドーシャのどれも乱しにくいものとして重んじられてきました。 そのオイルは、ザクロの小さな種子から搾られます。主成分のプニカ酸は、ほかの植物にはほとんど見られない脂肪酸。1つの実から採れる量はわずかで、希少なオイルとして知られています。 この処方では、肌にはりを与え、みずみずしい印象へ導く役割を担っています。 07バオバブオイル 化粧品表示名:バオバブ種子油 サンスクリット名 なし(アフリカ原産の植物) 性質 中庸/しっとりとなめらか ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)— 現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでの位置づけ 働き 乾いたところを満たし、やわらげる 主な脂肪酸 オレイン酸・リノール酸・パルミチン酸 この処方での役割 うるおいで満たし、乾燥を防ぐ アフリカのサバンナにそびえるバオバブは、「生命の木」と呼ばれる聖樹です。乾季に備えて幹に水をたくわえ、数千年を生きる木もあります。強い日ざしと乾いた大地で育つ植物の、種子から得られるオイルです。 成分としては、オレイン酸・リノール酸・パルミチン酸をバランスよく含むのが特徴。しっとりとなめらかに伸び、酸化しにくいオイルとして知られています。 乾燥しやすい日中の肌をうるおいで満たし、乾燥を防ぎます。 08マルラオイル 化粧品表示名:スクレロカリアビレア種子油 サンスクリット名 なし(南アフリカ原産の植物) 性質 やや重く、なめらか ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)—カパ(水)↑ 現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでの位置づけ 働き 乾燥に寄り添い、肌をやわらげる 主な脂肪酸 オレイン酸(全体の7割以上) この処方での役割 伸びとつや。処方全体を安定させる マルラは南アフリカに育つ木で、その実は現地の暮らしに深く根づいてきました。実の核から採れるオイルは、昔から肌や髪の手入れに使われてきたものです。 成分上の特徴は、オレイン酸が全体の7割を超えること。抗酸化成分も含み、植物オイルのなかでも酸化に強いことで知られています。 肌にのびよく広がり、つやを与えます。光や空気にふれる昼の処方全体を、安定させる役割も担っています。 09ココナッツオイル 化粧品表示名:ヤシ油 サンスクリット名 ナリケラ(Narikela) 性質 冷性(冷やす)/重さとなめらかさをもつ ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↑ 働き こもった熱を鎮め、うるおいで満たす 主な脂肪酸 ラウリン酸をはじめとする中鎖脂肪酸 この処方での役割 冷やす側の要。軽やかな感触を添える 暑さのこもる南インドで、毎日の手入れに使われてきたココナッツオイル。アーユルヴェーダでは熱を鎮める、冷やす性質のオイルとされ、日ざしの強い季節に選ばれてきました。肌が熱っぽく感じるとき——ピッタが増えた状態に寄り添うオイルです。 成分としては、ラウリン酸を主体とする「中鎖脂肪酸」に富むのが特徴。飽和脂肪酸が中心の構成で、酸化しにくい性質をもっています。 日ざしを浴びる昼の肌のために、冷やす側の要として配合しました。処方全体に軽やかな感触を添えています。 10サンダルウッド 化粧品表示名:ビャクダン油 サンスクリット名 チャンダナ(Chandana) 性質 冷性(冷やす)/軽く、澄んだ ドーシャへの働き ヴァータ(風)↑ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓ 働き 熱を帯びた高ぶりを鎮める。心と肌の両方を静める香り 香りの主成分 サンタロール この処方での役割 香りの芯。静けさをつくる サンスクリットで「チャンダナ」。インドでサンダルウッドは、寺院で焚かれ、額に塗られてきた聖なる香木です。アーユルヴェーダでは冷やす性質をもつとされ、ほてりやすい肌の処方にも古くから用いられてきました。 香りは、甘さとほのかな乳のような丸みをもつ、深く長く残るウッディノート。この処方の香りの芯として、一日のはじまりに静けさをつくります。 11フランキンセンス 化粧品表示名:ニュウコウジュ油 サンスクリット名 クンドゥル(Kunduru) 性質 温性(温める)/軽く、澄んだ ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)—カパ(水)↓ 働き 呼吸を深め、心を落ち着かせる 香りの主成分 α-ピネンなどのモノテルペン類 この処方での役割 香りに甘さと奥行きを添える 日本では「乳香」の名で知られる、ボスウェリアの木の樹脂です。古代エジプトの神殿でもインドの儀式でも焚かれてきた、人類がもっとも古くから使ってきた香りのひとつ。アーユルヴェーダでは温める性質をもつとされます。 香りは、樹脂ならではの甘さと、澄んだ清らかさ。サンダルウッドの深さに奥行きを添え、朝の香りをやわらかくまとめています。 12ローズマリー 化粧品表示名:ローズマリー葉油 サンスクリット名 なし(アーユルヴェーダの古典に登場しない植物) 性質 温性(温める)/軽く、すっきりとした ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↑カパ(水)↓↓ 現代のアーユルヴェーダ・アロマテラピーでの位置づけ 働き 重さを晴らし、頭をすっきりさせる 香りの主成分 1,8-シネオール、カンファー この処方での役割 朝の清涼感。13種のなかでカパを受けもつ ローズマリーは地中海沿岸を故郷とする植物で、アーユルヴェーダの古典に登場する素材ではありません。それでも加えているのは、朝の空気のような清涼感のためです。 香りの主成分は1,8-シネオールとカンファー。13種のなかで、重さ——カパ——を晴らす役割を受けもつのは、このオイルです。 13ゼラニウム 化粧品表示名:ニオイテンジクアオイ油 サンスクリット名 なし(アーユルヴェーダの古典に登場しない植物) 性質 やや冷やす/穏やか ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)— 現代のアーユルヴェーダ・アロマテラピーでの位置づけ 働き 気持ちのバランスを整える 香りの主成分 シトロネロール、ゲラニオール この処方での役割 香り全体をまとめる、花の甘さ ゼラニウムは南アフリカ原産の植物で、アーユルヴェーダの古典には登場しません。現代のアロマテラピーでは、気持ちのバランスを整える香りとして親しまれています。 香りの主成分はシトロネロールとゲラニオール。ローズにも通じる、やわらかな花の甘さです。サンダルウッド、フランキンセンス、ローズマリー。合成香料を使わず、この4つだけで、朝のひとときの空気を組み立てています。 04全成分表示 配合量の多い順 ホホバ種子油、ゴマ油、バオバブ種子油、ヒマワリ種子油、ヤシ油、スクレロカリアビレア種子油、ザクロ種子油、月見草油、ハイビスカス花エキス、ツボクサエキス、ビャクダン油、ニュウコウジュ油、ローズマリー葉油、ニオイテンジクアオイ油 055000年の知恵 アーユルヴェーダが体系づけられたのは、およそ5000年前。人々は観察と分類だけで、素材の性質と人の状態を同じものさしで測れるようにしました。 どのオイルを、どの時間に使うか。その知恵が、昼と夜で分けたこの処方の出発点です。 商品ページに戻る ※ 本ページはアーユルヴェーダにおける伝統的・文化的な位置づけ、および各成分について一般に知られている性質をご紹介するものであり、本製品の効果・効能や医薬品的な作用を示すものではありません。ドーシャへの働きに関する記載は、アーユルヴェーダの古典的な文献および伝承にもとづく分類の紹介です。効果・効能に関する表現は、化粧品として認められた範囲にとどめています。

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睡眠中の肌のために厳選した 24種のオイル(夜用フェイスオイル)

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Nagaraj — Night Face Oil 睡眠中の肌のために厳選した24種のオイル 夜のために選び抜いた、オイル18種と精油6種。知るほど深い、厳選オイルの話。 01アーユルヴェーダのオイルとは? 仕組みがわかると、もっとおもしろい 「アーユルヴェーダのフェイスオイル」と聞くと、なんとなく良さそう、で終わってしまいがちです。けれどここには、数千年かけて組み上げられた、はっきりした理屈があります。どのオイルを、なぜ、どの時間に使うのか。それがわかると、眠る前に手に取るオイルが違って見えてきます。 夜専用のオイル?このオイルは、日の光に当てずに使うことを前提にしています。光に繊細なオイルほど、力をもっているものが多いからです。この夜用オイルには、夜のケアに最適な、贅沢なオイルを18種集めました。サフラン、バクチオール、甘草、アムラなど、厳選したオイルが、眠っているあいだにじっくりはたらきます。 02アーユルヴェーダから見た、このオイルの役割 アーユルヴェーダでは、人のからだを「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」という3つのはたらきのバランスで捉えます。 はたらき 増えすぎると ヴァータ(風) 動き・乾燥 乾燥、カサつき、キメの乱れ ピッタ(火) 熱・変換 ほてり、肌の熱っぽさ、肌の赤み カパ(水) 重さ・うるおい 毛穴の詰まり、べたつき アーユルヴェーダでは、1日の時間にもドーシャが巡ると考えます。夜10時から深夜2時はピッタの時間。からだがその日に受けとったものを消化し、整える時間とされてきました。1日の乾燥にさらされた肌——ヴァータ——と、日中の熱をためこんだ肌——ピッタ——を、この時間にまとめていたわるのが、夜のオイルの役割です。 とくにピッタは、肌トラブルにつながりやすいと考えられてきました。オイルでヴァータを鎮めながら、同時にピッタも鎮めること。アーユルヴェーダでは、それがあらゆる肌のお手入れの大切な土台とされています。 ヴァータを鎮める、温める性質のオイルセサミオイル、ヒマシ油、アシュワガンダ。乾燥に寄り添い、肌を養います。 ピッタを鎮める、冷やす性質のオイルブラフミ、甘草、アロエ、ツボクサ、サンダルウッド。1日の熱をやわらげ、肌を落ち着かせます。 そこに、ラサーヤナを配合しますサフラン、アムラ、アシュワガンダ、ブラフミ。アーユルヴェーダで「ラサーヤナ(若々しさを保つもの)」とされてきた素材です。 温めるオイルと、冷やすオイル。相反するものを同時に置くのが、この処方の設計です。そのうえで、光に繊細で力のあるオイルを、夜だからこそ贅沢に配合しています。 03配合オイル 詳細 昼用フェイスオイルなど、ほかのページで紹介しているオイル11種の説明は省略しています(一覧はこのセクションの最後にあります)。 各オイルの「ドーシャへの働き」欄 ── ↓ = そのドーシャを鎮める(下げる)/ ↑ = そのドーシャを増やす(上げる)/ ↓↓ = とくに強く鎮める/ — = 中庸 01サフラン 化粧品表示名:アーモンド油、サフラン花エキス サンスクリット名 クンクマ(Kumkuma) 性質 温性(温める)/軽く、なめらか ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)—カパ(水)↓ 3つすべてを乱しにくい、めずらしい素材とされる 働き 肌の色つやを整え、輝きをもたらすとされてきた 主な成分 クロシン、サフラナールなどのカロテノイド類 この処方での役割 この処方の主役。肌をうるおいで満たし、キメを整える サンスクリットで「クンクマ」。1つの花から3本しか採れないめしべを手で摘み、乾かしてつくる、世界でもっとも高価なスパイスです。アーユルヴェーダでは、肌の色つやを整える素材の筆頭に挙げられ、古典の美容オイル「クムクマディ」は、その名のとおりサフランを主役にしてきました。 サフランの赤と香りを生むのは、クロシンやサフラナールといった成分です。このオイルでは、めしべをアーモンドオイルにじっくり浸し、その色と成分を移しています。 眠るあいだに肌をうるおいで満たし、キメを整えて、朝の素肌に明るい印象をもたらします。 02バブチ 化粧品表示名:オランダビユ果実エキス サンスクリット名 バクチ(Bakuchi) 性質 温性(温める)/軽く、乾かす性質 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↑カパ(水)↓↓ 働き 肌の古い状態を払い、新しい状態へ導くとされてきた 主な成分 バクチオール この処方での役割 ハリの要。肌にハリを与え、ふっくらと整える サンスクリットで「バクチ」。インドの乾いた土地に育つマメ科の植物で、その小さな実はアーユルヴェーダの肌の処方に古くから用いられてきました。 近年、実に含まれるバクチオールが、スキンケアの分野で世界的に注目を集めています。光に繊細な成分もあわせもつため、日中ではなく、夜の処方にこそ向くオイルです。 肌にハリを与え、ふっくらと弾むような印象に整えます。 03ブラフミ 化粧品表示名:バコパモンニエラ葉エキス サンスクリット名 ブラフミ(Brahmi) 性質 冷性(冷やす)/軽い ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓ 働き ラサーヤナ(若々しさを保つもの)。心を静め、熱を鎮める 主な成分 バコシドなどのサポニン類 この処方での役割 夜の鎮静役。1日の熱を帯びた肌を落ち着かせる サンスクリットで「ブラフミ」。創造の神ブラフマーの名を冠したこのハーブは、アーユルヴェーダで心と頭を静めるものとして重んじられてきた、ラサーヤナ——若々しさを保つもの——の代表格です。 水辺に育つ小さな草で、バコシドなどのサポニン類を含むことが知られています。 冷やす性質をもち、1日の熱を帯びた肌を落ち着かせます。 04アシュワガンダ 化粧品表示名:ウィタニアソムニフェラ根エキス サンスクリット名 アシュワガンダ(Ashwagandha) 性質 温性(温める)/重さと、養う性質 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓↓ピッタ(火)↑カパ(水)↓ 働き ラサーヤナ(若々しさを保つもの)。からだを養い、落ち着きをもたらす 主な成分 ウィタノライド類 この処方での役割 夜の鎮静役。乾いた肌を養い、ゆらぎを鎮める サンスクリットで「馬の匂い」を意味するアシュワガンダは、その名のとおり、馬のような力強さをもたらすとされてきた根です。アーユルヴェーダではラサーヤナを代表するハーブのひとつで、からだを養い、深い休息へ導くものとして用いられてきました。 根にはウィタノライドと呼ばれる成分群が含まれ、現在も研究が続けられています。 温める性質で乾燥に傾いたヴァータを鎮め、1日がんばった肌をすこやかに整えます。 05米ぬかオイル 化粧品表示名:コメヌカ油 サンスクリット名 シャリ(Shali)※米の名 性質 中庸/甘く、なめらか ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)↑ 現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでの位置づけ 働き 肌を養い、なめらかに整える 主な成分 γ-オリザノール、トコトリエノール この処方での役割 明るさを支える。肌をなめらかに整える 日本では古くから、ぬか袋で肌を磨く習慣がありました。インドでも米はシャリと呼ばれ、からだを養う穀物として大切にされてきました。 米ぬかから採れるオイルは、γ-オリザノールやトコトリエノールなど、米ならではの成分を含むことで知られています。 肌をなめらかに整えます。日本の伝統が、インドの処方と出会う場所です。 06甘草 化粧品表示名:カンゾウ根エキス サンスクリット名 ヤシュティマドゥ(Yashtimadhu) 性質 冷性(冷やす)/甘く、重さをもつ ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↑ 働き 熱を鎮め、肌を落ち着かせる 主な成分 グリチルリチン酸などのサポニン類 この処方での役割 明るさを支える。肌荒れを防ぎ、すこやかに保つ サンスクリットで「ヤシュティマドゥ」、「甘い枝」という意味です。その名のとおり強い甘みをもつ根で、アーユルヴェーダでは肌を落ち着かせるハーブとして、クムクマディにも配合されてきました。 根にはグリチルリチン酸などの成分が含まれ、化粧品の分野でも広く使われています。 冷やす性質で熱っぽさを鎮め、肌荒れを防いで、すこやかに保ちます。 07アロエ 化粧品表示名:アロエベラ葉エキス サンスクリット名 クマリ(Kumari) 性質 冷性(冷やす)/うるおいに満ちた ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓ 働き 熱を鎮め、うるおいで満たす 主な成分 多糖類、アロイン この処方での役割 やさしさを支える。肌にうるおいを与え、やわらげる サンスクリットで「クマリ」、「若い娘」という意味です。いつまでもみずみずしく若々しい植物として名づけられ、アーユルヴェーダでは熱を鎮めるものとして用いられてきました。 葉の中のゼリーには多糖類が豊富に含まれ、世界中で日焼けや乾燥した肌の手入れに親しまれています。 肌にうるおいを与え、やわらげます。 08カレンデュラ 化粧品表示名:トウキンセンカ花エキス サンスクリット名 なし(アーユルヴェーダの古典に登場しない植物) 性質 やや冷やす/穏やか ドーシャへの働き ヴァータ(風)—ピッタ(火)↓カパ(水)↓ 現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでの位置づけ 働き 肌を落ち着かせ、すこやかに保つ 主な成分 フラボノイド類、カロテノイド類 この処方での役割 やさしさを支える。ゆらぎがちな肌をすこやかに保つ カレンデュラは、ヨーロッパで「肌のハーブ」として受け継がれてきたマリーゴールドの花です。アーユルヴェーダの古典には登場しませんが、肌をいたわる植物として世界中で親しまれています。 鮮やかな橙色の花びらには、フラボノイド類やカロテノイド類が含まれます。花びらをオイルに浸し、その色と成分を移したものを配合しました。 ゆらぎがちな夜の肌を、すこやかに保ちます。 09タマヌオイル 化粧品表示名:テリハボク種子油 サンスクリット名 プンナガ(Punnaga) 性質 中庸/重く、濃密 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)—カパ(水)↓ 現代のアーユルヴェーダ・スキンケアでの位置づけ 働き 肌をいたわり、すこやかに保つ 主な成分 オレイン酸・リノール酸/カロフィロリド この処方での役割 ベース。肌を保護し、すこやかに保つ タマヌは、インドから南太平洋にかけての海辺に育つテリハボクの実から採れるオイルです。インドでは「プンナガ」と呼ばれ、南太平洋の島々では肌を守る大切なオイルとして使われてきました。 濃い緑色と独特の香りをもち、カロフィロリドなどタマヌならではの成分を含むことが知られています。 肌を保護し、すこやかに保ちます。 10シダーウッド 化粧品表示名:ヒマラヤスギ木油 サンスクリット名 デヴァダル(Devadaru) 性質 温性(温める)/軽く、乾かす性質 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↑カパ(水)↓↓ 働き 重さを晴らし、気持ちを落ち着かせる 香りの主成分 ヒマカレン類 この処方での役割 森の香りの骨格をつくる サンスクリットで「デヴァダル」、「神々の木」という意味です。ヒマラヤの高地に育つ杉で、寺院の建材としても重んじられてきました。 ヒマカレン類を主成分とする、乾いた森を思わせる香りです。この処方の「深い森」の骨格をつくっています。 11パチョリ 化粧品表示名:パチョリ葉油 サンスクリット名 なし(インドでは香料として古くから流通) 性質 やや冷やす/重く、深い ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)— 現代のアーユルヴェーダ・アロマテラピーでの位置づけ 働き 気持ちを地に足のついた状態へ導く 香りの主成分 パチュリアルコール この処方での役割 香りに深さと土の温もりを添える 東南アジア原産のシソ科の植物で、インドでは古くから布や香に使われてきました。19世紀、インドから届くカシミヤのショールに移ったこの香りが、ヨーロッパで高級品の証とされたことでも知られています。 香りの主成分はパチュリアルコール。湿った土のような深みで、夜の香りを落ち着かせます。 12ネロリ 化粧品表示名:ビターオレンジ花油 サンスクリット名 なし(アーユルヴェーダの古典に登場しない植物) 性質 やや冷やす/軽やか ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)— 現代のアーユルヴェーダ・アロマテラピーでの位置づけ 働き 高ぶりを鎮め、リラクゼーションをもたらす 香りの主成分 リナロール この処方での役割 香りに花のやわらかさを添える ビターオレンジの白い花から、ごくわずかしか採れない精油です。17世紀、イタリアのネローラ公妃が愛用したことからこの名がついたと伝えられています。 香りの主成分はリナロール。深い森の香りのなかに、花のやわらかさをひとすじ添えています。 13ベチバー 化粧品表示名:ベチベル根油 サンスクリット名 ウシラ(Ushira) 性質 冷性(冷やす)/重く、深い ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↑ 働き 熱を鎮め、心を深く落ち着かせる 香りの主成分 ベチベロール この処方での役割 香りの余韻。眠りへ向かう静けさ サンスクリットで「ウシラ」。インドでは、根を編んだすだれに水をかけて暑さをしのぐ習慣があり、冷やす性質をもつ素材として親しまれてきました。 根から採れる香りは、湿った土と木を思わせる深いもの。香りの最後に残り、眠りへ向かう静けさをつくります。 ほかのページで紹介しているオイル11種 この処方には、ほかの製品と共通するオイルも配合しています。性質や歴史は、それぞれのページでご紹介しています。 昼用フェイスオイル:ツボクサ、ザクロオイル、マルラオイル、ホホバオイル、セサミオイル、サンダルウッド、フランキンセンス 頭皮・ヘア用オイル:アムラオイル、ヒマシ油、ハイビスカスシードオイル スカルプオイル:ブラッククミンオイル 04全成分表示 配合量の多い順 ゴマ油、ヒマワリ種子油、スクレロカリアビレア種子油、ホホバ種子油、アーモンド油、ハイビスカス種子油、コメヌカ油、ダイズ油、サフラン花エキス、オランダビユ果実エキス、ヒマシ油、アンマロク果実エキス、バコパモンニエラ葉エキス、ニゲラサチバ種子油、テリハボク種子油、アロエベラ葉エキス、ツボクサエキス、ザクロ種子油、カンゾウ根エキス、ウィタニアソムニフェラ根エキス、トウキンセンカ花エキス、ビャクダン油、ニュウコウジュ油、ヒマラヤスギ木油、パチョリ葉油、ビターオレンジ花油、ベチベル根油 055000年の知恵 アーユルヴェーダが体系づけられたのは、およそ5000年前。人々は観察と分類だけで、素材の性質と人の状態を同じものさしで測れるようにしました。 どのオイルを、どの時間に使うか。その知恵が、昼と夜で分けたこの処方の出発点です。 商品ページに戻る ※ 本ページはアーユルヴェーダにおける伝統的・文化的な位置づけ、および各成分について一般に知られている性質をご紹介するものであり、本製品の効果・効能や医薬品的な作用を示すものではありません。ドーシャへの働きに関する記載は、アーユルヴェーダの古典的な文献および伝承にもとづく分類の紹介です。効果・効能に関する表現は、化粧品として認められた範囲にとどめています。

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知るほど、変わる。 ナーガラージのオイルの話。

知るほど、変わる。 ナーガラージのオイルの話。

journal — nagaraj 知るほど、変わる。ナーガラージのオイルの話。 ナーガラージのオイルは、5000年の伝統医学アーユルヴェーダの知恵からできています。その背景にある考え方、選び抜かれた素材、日々のケアの話を、テーマごとにまとめました。読むほどに、手にするオイルが、違って見えてきます。 01 アーユルヴェーダを知る 考え方・入門 アーユルヴェーダとは。5000年つづく、生命の知恵 「生命の科学」という意味から、ドーシャ(体質)の考え方まで。まずはここから。 → オイルは、「薬」だった。 なぜオイルが薬になるのか。皮膚から届ける、アーユルヴェーダ独自のオイル観。 → ごま油と、ココナッツ。台所にある、5000年の知恵 温めるオイルと鎮めるオイル。正反対の2つが核に置かれてきた理由。 → 02 頭皮・ヘアケア お悩み・商品ストーリー 髪を傷めるのは、熱と乾燥? 白髪、薄毛、パサつき。体質別の髪の傾向と、それぞれの対策。 → 薄毛も白髪も、5000年前から悩みだった。 「髪は作物、頭皮は土壌」。アーユルヴェーダの頭皮ケアの考え方。 → ヘアオイルを頭皮と髪に塗る 南インドのドクターの処方箋から。ゆるむことは、美容である。 → 03 スキンケア 肌の悩み・読みもの 肌荒れには3つのタイプがある シミ、シワ、毛穴、ニキビ。乾燥・熱・詰まりの3つで読み解く、肌の仕組み。 → 04 商品ごとの処方を読む 全成分の解説 頭皮・ヘア用オイル ── 8つの厳選オイルについて dusk till dawn の全成分。8つのオイルの由来と役割を、ドーシャへの働きまで。 → スカルプオイル ── 頭皮のために厳選した、伝統と革新のオイル awaken your roots の20種を、主役9つ・土台6つ・香り5つで読み解く。 → 昼用フェイスオイル ── 昼の肌を守るために厳選した、13種のオイル sunrise glow の全成分。オイル9種と精油4種の由来と役割を、ドーシャへの働きまで。 → 夜用フェイスオイル ── 睡眠中の肌のために厳選した、24種のオイル saffron under moonlight の全成分。光に繊細な、夜だけのオイルを中心に読み解く。 → 05 オイル図鑑 素材ごとの話 セサミオイル ── すべてのオイルの、中心にして頂点 数百のハーブオイルの土台。抗酸化を秘めた、アーユルヴェーダの王様。 → ココナッツオイル ── 暑い土地で、髪を守りつづけてきたオイル 「塗って、置いて、洗う」。伝統の作法に、現代の研究が追いついた。 → ヒマシ油 ── 「乾燥の敵」と呼ばれたオイル 9割がたったひとつの脂肪酸。そのとろみが、肌と髪に膜をつくる。 → ハイビスカス ── 同じ花から生まれる、ふたつのオイル 種子と花。じっくり養う油と、めぐらせる油。目的で選ぶ楽しみ。 → アムラ ── インドで「母」と呼ばれてきた果実 ひとつの実に、5つの味。実が「火」を冷まし、オイルが「風」をなだめる。 → ブリンガラジ ── 「髪の王」と呼ばれてきた薬草 日本の田んぼに生えているタカサブロウ。インドでは「髪の王」、中国では「墨旱蓮」。 → サフラン ── 1000年つづく、黄金の美容オイル 世界一高価な花と、伝説のクンクマディオイル。伝説を裏づける現代科学。 → CICA(シカ)── 実は5000年前からのスーパーハーブ スキンケアで話題のシカ。その正体は、アーユルヴェーダの薬草ツボクサ。 → ブラッククミン ──「死以外の全てを治す」種の力 クミンではない、めったに出回らない黒い種。アーユルヴェーダは「温かい・軽い・鋭い」と書いた。 →

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肌荒れには3つのタイプがある -乾燥・熱・詰まりで読み解くアーユルヴェーダ-

肌荒れには3つのタイプがある -乾燥・熱・詰まりで読み解くアーユルヴェーダ-

skin stories — dryness, heat, congestion 季節の変わり目になると、決まって同じところが荒れる。乾いてかゆくなる人、頬が赤くほてる人、Tゾーンがべたついて毛穴が気になる人。同じ「肌荒れ」でも、起きていることは人によってまるで違います。 インドで5000年以上受け継がれてきたアーユルヴェーダは、この違いを体質の違いとして考えます。人にはそれぞれ生まれ持った傾きがあり、そのバランスが崩れると、いちばん外側にある肌にサインが出る。タイプは大きく3つです。 肌色や質感には個人差があります。当てはまるところを拾い読みしてみてください。 肌に出る、三つのサイン 乾燥タイプvata / ヴァータ 薄くてキメが細かく、触るとひんやり。肌色はやや褐色〜くすみがちで、血色が出にくいのが特徴です。疲れると灰みがかって見えることも。透明感がある一方、水分も油分も保ちにくい肌です。 粉を吹く、つっぱる、ざらつく、目もとや口もとに小じわが出やすい。不規則な生活、睡眠不足、冷え、忙しさで乱れ、秋から冬にかけていちばん影響を受けます。 熱タイプpitta / ピッタ 明るく血色のよい肌色で、ハリがあるのが持ち味。赤みが出やすく、そばかすやほくろが多め。日焼けすると、黒くなる前にまず赤くなります。熱がこもりやすい肌です。 頬の赤み、ほてり、日焼け後のヒリつき、赤く腫れて膿を持つニキビ、かぶれ。落ち着いたあとにシミや跡が残りやすいのも特徴です。強い日差し、辛いもの、お酒、ストレスや怒りが引き金。夏に悪化します。 詰まりタイプkapha / カパ 白く均一でつやがあり、厚みのある肌。青白く見えることもあります。日焼けはゆっくりで、赤くならずに黒くなるタイプ。乾燥にも紫外線にも強く、年齢を重ねてもシワが出にくいのが強みです。 一方で油分が余りやすく、テカリ、毛穴の開きや黒ずみ、角栓、白くこもったニキビが出やすい。むくみや重いくすみも。甘いもの、脂っこいもの、食べすぎ、運動不足、湿気で乱れ、春先が要注意です。 「体質」と「いまの乱れ」は別のもの 生まれ持った体質と、いま乱れている状態は別ものです。乾燥タイプの人が、夏の日差しで熱を溜めて赤いニキビをつくることは普通に起こります。 いま鏡に映っている肌が教えてくれるのは、いま乱れているほう。見分け方はシンプルで、乾いているか、熱を持っているか、べたついているか。それだけです。 そもそも、肌トラブルはどうやって生まれるのか 肌の上で起きていることは、突きつめると乾燥・熱・詰まりの3つだけです。 体には食べたものを処理する火力があります。食べすぎ、寝不足、冷えでこの火力が落ちると、処理しきれなかったものが体に残る。それが重くべたついた状態で全身をめぐり、細い通り道を塞いでいきます。毛穴も、その通り道のひとつです。 詰まる▶溜まる▶熱がこもる 肌トラブルの多くは、この流れのどこかで起きています。 シミ熱が残した焦げあと 肌には色つやを受け持つ働きがあり、これが熱に弱い。日差し、炎症、ホルモンの揺らぎ、ストレスで熱がこもると、色を作る働きが焦げついて色を残します。ニキビ跡が茶色く残るのも同じ理屈。炎症は熱だからです。めぐりが滞っていると熱が動かず、色がその場に居座ります。 シワ水分と油分が抜けてしぼむ ぶどうが干しぶどうになるのと同じで、内側から水分と油分が抜けると、支えを失った表面が寄ります。アーユルヴェーダは、年齢を重ねた時期そのものを「乾燥の季節」と考えます。体質に関係なく、誰でもその方向へ傾いていきます。 毛穴詰まって押し広げられる 余った油分に「処理しきれなかった残りもの」が加わって出口が塞がれ、溜まったものが内側から出口を押し広げる。開いた毛穴は、押し広げられたままの状態です。黒く見えるのは、留まったものが変質するから。 ニキビ詰まりに火がつく まず毛穴が詰まり、行き場を失ったところに熱が集まって腫れます。赤く腫れて痛むなら熱が主役。白く固くあぶらっぽいなら、詰まりが主役。同じニキビでも、やるべきことは正反対になります。 では、どう鎮めるか 乾燥は満たす。熱は冷ます。詰まりは動かす。 満たす乾燥に 熱いお湯で洗わない。洗いすぎない。お風呂の前に温めたオイルで顔と体をなでる。温かい食事と良質な油。寝る時間と食べる時間を一定に。いちばん効くのはリズムです。 冷ます熱に こすらない。熱いお湯を顔に当てない。日焼け対策は一年中。辛いもの、揚げ物、お酒、カフェインを控える。夜更かししない。感情も熱です。 動かす詰まりに 蒸しタオルでゆるめてから、ぬるま湯で洗う。重いものを塗り重ねない。朝いちばんに白湯。甘いもの、脂っこいもの、食べすぎを控える。汗をかく。じっとしていて流れることはありません。 シミ冷ます + めぐらせる シワ満たす(油分と睡眠) 毛穴動かす(食事から) ニキビまず動かす。赤く腫れているなら冷ます おわりに 肌は、いちばん外側にある内臓のようなもの。荒れは「悪いもの」ではなく、内側からの手紙です。 原因と傾向がわかっていれば、肌が荒れても慌てずに手を打てます。それどころか、いまの肌の状態に、季節、環境、気持ちの動き、最近の食べもの。この四つを並べてみると、次にどんな荒れ方をするかが、だいたい読めるようになります。 自分の肌がこの先どう動くか、先に予測できる。ちょっと面白くないですか? まずは今日の肌が、乾いているのか、熱いのか、重いのか。そこから始めてみてください。 ※アーユルヴェーダは伝統的な健康観に基づく考え方であり、医学的な診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医療機関にご相談ください。 more detailed reading AYURVEDIC DOSHA DIAGNOSIS自分の体質を知る。自分がどのタイプに傾きやすいか、もっと詳しく知りたい方へ。ご購入後にお送りする診断フォームをもとに、あなたの体質の傾向と、日本での暮らしのなかでも無理なく取り入れられる過ごし方のご提案を、メールでお届けします。アーユルヴェーダ体質診断 ¥3,300(税込)詳しく見る →

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薄毛も白髪も、5000年前から悩みだった。土壌から向き合う頭皮専用オイル

薄毛も白髪も、5000年前から悩みだった。土壌から向き合う頭皮専用オイル

scalp care — the roots 年齢とともに、変化していく髪、頭皮。 ——その悩みに、トリートメントやスタイリングでは届かない理由があります。インドの伝統医学アーユルヴェーダの答えは、数千年前からひとつ。 髪ではなく、頭皮を手当てせよ。 これは、髪を飾るためのオイルではなく、髪の悩みの根っこ=頭皮のためにつくられたスカルプオイルの、背景にある考え方の話です。 1髪は作物、頭皮は土壌 アーユルヴェーダでは、髪は植物にたとえられます。髪が作物なら、頭皮は土壌。葉っぱだけ手当てするのではなく、土を耕す——健やかな髪は、健やかな頭皮からという考え方です。だからインドでは数千年、髪の悩みへの手当ての中心は「頭皮をオイルで養うこと」でした。 2伝統が選び、現代科学が評価した植物たち このスカルプオイルの20成分は、伝統処方と現代科学で評価されている成分の両方を厳選し、最適な配合率でオイルを構成しています。 伝統処方の主役が、インドのブリンガラジ。「髪の王」の別名を持ち、数千年、インドのヘアオイルの主役でありつづけたハーブです。実はこれ、日本の田んぼのあぜ道にも生える野の草、タカサブロウ。ところ変われば、野の草が髪の王様になるのです。 現代科学で評価されている主役が、ローズマリー。ヨーロッパで古くから頭皮ケアの定番だったハーブが、近年、毛髪・頭皮の研究分野で世界的に評価が再燃し、あらためて脚光を浴びています。 そしてもう一つ、伝統と現代科学の両方から支持される植物が、ブラッククミン種子油(ブラックシード/ニゲラ・サティバ)。中東では「死以外のあらゆるものに効く種」ということわざが残るほど古くから重んじられ、近年は頭皮・毛髪をめぐる研究分野でも関心を集めています。数千年の言い伝えと現代のまなざしが、ここでも同じ種に重なります。 ほかにも、人の皮脂に近い構造で知られるホホバ種子油、希少な脂肪酸を含む月見草油、頭皮ケア分野で注目されるペポカボチャ種子油——現代科学で関心を寄せられている植物を重ねました。 数千年の伝統と、現代科学の評価。一見別の道をたどる見方が、同じ植物を選ぶとき、そこには理由があるはずです。伝統処方を軸に、現代科学で評価されている成分を組み合わせる——それが、このオイルの設計です。 3薄毛と白髪を、アーユルヴェーダはどう読み解いてきたか アーユルヴェーダの古い医学書には、薄毛(カーリティヤ)も白髪(パーリティヤ)も、ちゃんと名前があります。数千年前から、人は同じことに悩んできました。 アーユルヴェーダは、心身を3つの体質エネルギーのバランスで読み解きます。 乾燥 vata / ヴァータ 熱 pitta / ピッタ 潤い kapha / カパ 薄毛は、「乾燥」と「熱」の乱れ。乾燥が強まると頭皮という土壌がやせて髪は細くなり、そこに熱の過剰——働きすぎ、辛いものやお酒の摂りすぎ、ストレス——が重なると、根元が弱っていく、という仕組みです。 「でも男性の薄毛は、男性ホルモンでは?」——まさに現代医学では、男性型の薄毛(AGA)にホルモン由来の物質が関わることがわかっており、治療法も確立しています。治療が必要な薄毛は、医療の領域。アーユルヴェーダが担ってきたのは、その手前の土台——働きすぎや眠りの浅さといった暮らし全体を見て、髪が育つ土壌を日々養っておくことです。 どちらかではなく、予防しながら養うか、すでに進行してしまった状態を治療するか。別のお話なのです。 白髪は、ふたつに分けて考えます。若いうちにできる白髪は「熱」のこもりすぎのサイン。悩みごとが続くと白髪が増える気がする——その実感と、数千年前の記述が重なります。 一方、年齢を重ねてからの白髪は「乾燥」の時期に入った自然な現れ。慌てて隠すのではなく、乾きやすくなった頭皮と髪を油で養う——それが、アーユルヴェーダの向き合い方です。 4日々のケアで守れる頭皮。オイルと、食と、眠り それぞれのお悩みの答えは、薬ひとつではなく、暮らし全体です。 オイル 乾燥をととのえる基本。頭皮へのオイルマッサージは、親から子へ受け継がれた日々の習慣でした。ちなみに「シャンプー」の語源は、ヒンディー語で頭のオイルマッサージを指す「チャンピー」。シャンプーのルーツは「洗う」ではなく「頭皮を油でほぐす」だったのです。 食 こもった熱を鎮めるよう、辛すぎるものやお酒を控えめに。 眠り 夜、頭皮にオイルをなじませてほぐすと、呼吸が深くなり、肩の力が抜ける。よく眠れた翌朝まで含めて、髪の手入れです。 洗う前に、養う。 今夜、乾いた頭皮にオイルをなじませて、ひと呼吸。数千年つづく「オイルケアの時間」を、あなたの毎日に。 本記事は伝統的・文化的な背景の紹介を目的としたものであり、製品の効果・効能(育毛・発毛、白髪の予防・改善等)を示すものではありません。 この記事で紹介したオイル SCALP OIL / 養毛料 スカルプオイル- awaken your roots - 30ml ¥4,850(税込) 詳しく見る

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頭皮のために厳選した 伝統と革新のオイル(スカルプオイル)

頭皮のために厳選した 伝統と革新のオイル(スカルプオイル)

Nagaraj — awaken your roots 頭皮のために厳選した伝統と革新のオイル 伝統的な処方を現代科学でさらに底上げ。知れば知るほど使いたくなる20のオイル。 01ナーガラージのスカルプオイルは何が違う? アーユルヴェーダの伝統と、現代の研究で注目されているオイルを組み合わせ、独自に配合した頭皮専用のエイジングケアオイルです。 20種のオイルは、アーユルヴェーダの理論を使いながら、より働きかけるように調整しています。 ※ エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのことです。 02アーユルヴェーダが、髪より頭皮を大切にする理由 アーユルヴェーダは、髪の手入れを髪そのものからは始めません。まず頭皮です。 土を耕し、水と養分をゆきわたらせれば、そこに根を張る植物は元気に育つ。葉をケアするのではなく、土を整える。髪は、頭皮という土壌に根を下ろしています。 もうひとつ、頭皮は心の状態をもっとも受けやすい場所とされてきました。気持ちが揺れたとき、張りつめたとき。アーユルヴェーダはまず頭のケアをします。冷やし、滋養し、養う。それが心を落ち着けることでもある、という考え方です。 それを象徴するのがシロダラ。温めたオイルを額の中央に、細く途切れさせずに垂らし続ける手法です。目的は髪ではなく、精神を鎮めること。インドでは昔から、こうした頭皮のオイルケアを当たり前のヘアケアとしてきました。 03アーユルヴェーダから見た、このオイルの役割 アーユルヴェーダでは、人の身体を「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」という3つの働きのバランスで捉えます。 働き 頭皮で増えすぎると ヴァータ(風) 動き・乾燥 乾燥、粉のようなフケ、かゆみ ピッタ(火) 熱・変換 熱っぽさ、かゆみ カパ(水) 重さ・うるおい べたつき、重さ、湿ったフケ 頭皮の場合、気になりやすいのは3つすべてです。乾いてフケやかゆみが出ることもあれば、熱っぽくなることも、べたついて重くなることもあります。 だからこのオイルは、3つすべてに手が届くよう組まれています。 頭皮を清潔に保つハーブニーム、ツボクサ、ブリンガラジ。こもった熱や、べたつき・重さを整える性質をもつとされる植物です。頭皮を清潔にすこやかに保ち、フケ・かゆみを抑えます。ピッタとカパに向き合う役割です。 うるおいのオイルセサミオイル、アーモンド油、月見草油ほか。乾燥に寄り添い、頭皮をうるおいで満たします。ヴァータに向き合う役割です。 そこに「ラサーヤナ」を重ねますアーユルヴェーダで「若々しさを保つもの」と呼ばれる素材群です。この処方には、ブリンガラジ・ツボクサ・アムラと、3つのラサーヤナが入っています。 04主役となる9つ 各オイルの「ドーシャへの働き」欄 ── ↓ = そのドーシャを鎮める(下げる)/ ↑ = そのドーシャを増やす(上げる)/ ↓↓ = とくに強く鎮める 01ブリンガラジ 化粧品表示名:タカサブロウエキス サンスクリット名 ブリンガラジャ(Bhringaraja)/ケシャラジャ(Kesharaja) 性質 温性(温める)/軽く、乾いた質 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)—カパ(水)↓↓ 働き 髪のための最重要ハーブ。頭皮をすこやかに保つ 主な成分 ウェデロラクトンなどのクマリン類 この処方での役割 この処方の主役。名前のとおり、髪のために据えた素材 日本名はタカサブロウ。サンスクリットでは「ケシャラジャ」——髪の王様と呼ばれます。インドのヘアオイルでは、アムラと並んで欠かせない素材として広く知られています。髪に関して、アーユルヴェーダでこれ以上に重んじられてきたハーブはありません。ブリンガラジを煮出したオイルは、代々受け継がれる定番の頭皮ケアとして使われてきました。 重さやこもりを整える性質——カパを鎮める性質——をもつとされるハーブです。頭皮をすこやかに保ち、ハリ・コシのある髪へ導く。この処方が「awaken your roots(根本を目覚めさせる)」という名を持つ理由の中心にある素材です。 02ローズマリー 化粧品表示名:ローズマリー葉油 原産 地中海沿岸(アーユルヴェーダの古典に登場しない植物) 性質 温性(温める)/軽く、澄んだ清涼感 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↑ピッタ(火)↑カパ(水)↓↓ 働き ヨーロッパで頭皮の手入れに親しまれてきた定番ハーブ。現代の研究でも注目される 主な成分 1,8-シネオール、カンファー、α-ピネン この処方での役割 処方の核のひとつ。頭皮をすっきりすこやかに保つ ローズマリーは、ヨーロッパで古くから髪と頭皮の手入れに使われてきた植物です。煎じた液で髪をすすぐ習慣は各地に残り、14世紀には「ハンガリー王妃の水」——ローズマリーを主原料とした、記録に残るもっとも古い化粧水のひとつ——が生まれています。若さを保った水という伝説とともに語り継がれ、ヨーロッパのハーブの歴史のなかでも特別な位置にある植物です。 そして今、ローズマリーは現代の研究でもっとも注目されている頭皮ケア素材のひとつです。世界中のヘアケアで使われ、研究論文も年々増えています。ヨーロッパで数百年前から「頭皮ケアの定番」だった植物に、現代科学があとから追いついた——そういう素材です。 香りの主成分は1,8-シネオール。すっと通るような清涼感は、この成分によるものです。この処方では香りづけではなく、頭皮ケアの目的で配合しています。インドの伝統ハーブが揃うなかに、ヨーロッパからひとつだけ招いた素材——それがローズマリーです。 03アムラ 化粧品表示名:アンマロク果実エキス サンスクリット名 アマラキ(Amalaki) 性質 冷性(冷やす)でありながら、消化後は甘みに転じるとされる ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓ 3つすべてを整える 働き ラサーヤナ(若々しさを保つもの)。3つのドーシャすべてを整えるとされる 主な成分 ビタミンC、ポリフェノール類、タンニン この処方での役割 年齢に応じた頭皮・ヘアケアを支える アムラは、アーユルヴェーダで「ラサーヤナ」——若々しさを保つもの——と呼ばれる素材の代表格です。特別なのは、3つのドーシャ(性質)すべてを整えるとされる点。多くの素材はどれかを鎮める代わりにどれかを上げますが、アムラにはその偏りがないと考えられてきました。 成分としては、果物のなかでも際立ってビタミンCを多く含むことで知られる果実です。年齢に応じた頭皮・ヘアケアに。 04ニームオイル 化粧品表示名:メリアアザジラクタ種子油 サンスクリット名 ニンバ(Nimba) 性質 冷性(冷やす)/軽く、乾いた質 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↑ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓↓ 働き 熱をもった状態を鎮めるとされてきた、清めのハーブの筆頭 主な成分 アザジラクチン、ニンビンなどのリモノイド この処方での役割 頭皮を清潔に保ち、フケ・かゆみを抑える インドでニームは「村の薬局」と呼ばれてきました。枝は歯を磨くのに使われ、葉は衣類の虫よけに敷かれ、木そのものが村の真ん中に植えられる——暮らしのあらゆる場面に登場する木です。 アーユルヴェーダにおけるニームは、頭皮を清潔に保つハーブの筆頭です。冷やす性質をもち、熱を帯びた状態や、こもって重くなった状態を整えるとされてきました。 この処方では、頭皮を清潔に保ち、フケ・かゆみを抑える役割を担っています。ニーム特有の独特な香りは、ほかの植物と精油の重なりのなかでおさまるよう調整しています。 05ブラッククミンオイル 化粧品表示名:ニゲラサチバ種子油 サンスクリット名 クリシュナジラカ(Krishna Jiraka) 性質 温性(温める)/軽く、澄んだ ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↑カパ(水)↓↓ 働き 古来「万能の種」と言い伝えられてきた植物 主な成分 チモキノン この処方での役割 頭皮を清潔に保ち、フケ・かゆみを抑える 黒い小さな種子で、インドでは「カロンジ」、中東では「ブラックシード」と呼ばれます。「死以外のすべてを癒す」——この種子には、そう語り継がれてきた言い伝えがあります。それほどの位置づけを与えられてきた植物です。 冷やすニームに対して、こちらは温める性質。頭皮を清潔に保つ2つの素材を、性質の違う組み合わせで置いています。成分としては、チモキノンという独特の芳香成分をもつことで知られます。 06ツボクサオイル CICA(シカ)/ 化粧品表示名:ツボクサ油 サンスクリット名 マンドゥカパルニ(Mandukaparni)/ブラフミ(Brahmi) 性質 冷性(冷やす)/軽く、穏やか ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓↓カパ(水)↓ 働き 古典で最重要とされるハーブのひとつ。荒れがちな状態を整えるとされてきた 主な成分 マデカッソシド、アシアチコシドなどのトリテルペン この処方での役割 頭皮にうるおいを与え、荒れを防ぐ スキンケアで「シカ」の名で知られるようになったツボクサ。その原料植物は、アーユルヴェーダでは古くから最重要のハーブのひとつとして扱われてきました。サンスクリットでは「マンドゥカパルニ」、地域によっては「ブラフミ」とも呼ばれます。 冷やす性質をもつ植物です。近年その成分が世界的に研究され、化粧品分野で広く使われるようになりました。伝統と現代の研究が、めずらしく正面から重なった素材だと言えます。 07パンプキンシードオイル 化粧品表示名:ペポカボチャ種子油 サンスクリット名 なし(アーユルヴェーダの古典に登場しない植物) 性質 やや温める/軽く、さらりとした ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)—カパ(水)— 働き 近年、頭皮ケア分野で注目される種子油 主な成分 リノール酸、オレイン酸、フィトステロール、ビタミンE この処方での役割 頭皮にうるおいを与え、毛髪にハリ・コシを与える カボチャは新大陸原産の植物で、アーユルヴェーダの古典には登場しません。それでもこの処方に加えているのは、近年、頭皮ケアの分野でもっとも注目されている種子油のひとつだからです。サプリメントの分野でも広く使われ、いま研究がさかんに進む種子でもあります。 濃い緑色をした種子から搾られるオイルで、リノール酸・オレイン酸に加え、フィトステロールを含むことが知られています。頭皮にうるおいを与え、毛髪にハリ・コシを。伝統だけに寄りかからず、いま分かってきたことも取り入れる——この処方の姿勢を表す一本です。 08月見草オイル イブニングプリムローズ / 化粧品表示名:月見草油 サンスクリット名 なし(アーユルヴェーダの古典に登場しない植物) 性質 冷やす寄り/軽い ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓ピッタ(火)↓カパ(水)— 働き 頭皮にうるおいを与え、すこやかな状態を保つ 主な成分 γ-リノレン酸(GLA) この処方での役割 女性に寄り添うオイル。頭皮にうるおいを与え、乾燥を防ぐ 夜に咲いて朝にしぼむ、黄色い花。北米を故郷とする植物で、その種子から搾られるのが月見草油です。女性の毎日に寄り添うオイルとして、長く親しまれてきました。 このオイルが希少とされるのは、γ-リノレン酸(GLA)という脂肪酸を含む数少ない植物油だからです。多くの植物油には、ほとんど含まれていません。頭皮にうるおいを与えて乾燥を防ぎ、すこやかな状態に保ちます。 09セサミオイル 化粧品表示名:ゴマ油 サンスクリット名 ティラ(Tila) 性質 温性(温める)/重さと、深く行きわたる性質 ドーシャへの働き ヴァータ(風)↓↓ピッタ(火)↑カパ(水)↑ 働き 乾燥と冷えをやわらげ、落ち着きをもたらす。伝統的なオイル処方の土台 主な脂肪酸 オレイン酸・リノール酸/セサミンなどの抗酸化成分 この処方での役割 配合量最大。処方全体の土台をつくる アーユルヴェーダのオイルマッサージ「アビヤンガ」で、古くから最初に挙げられてきたのがセサミオイルです。温める性質をもつとされ、乾燥や冷えに傾きやすい状態——ヴァータ——を落ち着かせるベースとして、数千年にわたって使われてきました。アビヤンガにこのオイルが選ばれ続けてきたのは、そのためです。 ハーブの力を移してつくる伝統的なオイルの土台となるのも、多くの場合このセサミオイルです。つまりセサミオイルは、アーユルヴェーダのオイル処方そのものの出発点にある素材だと言えます。 成分としては、オレイン酸とリノール酸をバランスよく含み、さらにセサミンなどゴマ特有の抗酸化成分をもつことが知られています。植物オイルのなかでも比較的酸化しにくいのは、この成分構成によるものです。 05土台を支える6つ 主役たちを支え、感触を整えるオイルです。 オイル 化粧品表示名 役割 ココナッツオイル ヤシ油 冷やす性質。中鎖脂肪酸に富み、髪の主成分ケラチンとなじみやすい ホホバオイル ホホバ種子油 厳密にはオイルではなく液状のワックス。人の皮脂に近い構造で、なじみがよい スイートアーモンドオイル アーモンド油 アーユルヴェーダでヴァータを鎮める滋養のオイル。オレイン酸に富む アルガンオイル アルガニアスピノサ核油 モロッコにのみ自生するアルガンツリーの実から。ビタミンEを含む ヒマシ油 ヒマシ油 リシノール酸を9割近く含む粘りの強いオイル。つやとまとまりを与える ハイビスカスシードオイル ハイビスカス種子油 インドで「ジャパ」と呼ばれ髪に親しまれてきた花の、種子から搾ったオイル 06香りについて 香りは5つの精油だけで組み立てています。合成香料は使っていません。 ビャクダン(サンダルウッド)の深く長く残るウッディノートを芯に、ベチベルの乾いた土のような落ち着きが重なります。そこにゼラニウムの華やかさとスイートオレンジの明るさが加わり、ラベンダーが全体を穏やかにまとめます。 ニームやブラッククミンといった素材そのものの香りも、この5つのなかにおさまるよう調整しました。頭皮になじませるひとときが、心地よい時間になるように。 07全成分表示 配合量の多い順 ゴマ油、ヤシ油、ホホバ種子油、ヒマシ油、アーモンド油、アンマロク果実エキス、ハイビスカス種子油、アルガニアスピノサ核油、タカサブロウエキス、ツボクサ油、月見草油、ニゲラサチバ種子油、ペポカボチャ種子油、ローズマリー葉油、メリアアザジラクタ種子油、ビャクダン油、スイートオレンジ油、ゼラニウム油、ベチベル根油、ラベンダー油 ←商品ページに戻る ※ 本ページはアーユルヴェーダにおける伝統的・文化的な位置づけ、および各成分について一般に知られている性質をご紹介するものであり、本製品の効果・効能や医薬品的な作用を示すものではありません。ドーシャへの働きに関する記載は、アーユルヴェーダの古典的な文献および伝承にもとづく分類の紹介です。効果・効能に関する表現は、化粧品として認められた範囲にとどめています。

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